第五章 第12回迷宮探検競技大会 その2
GM:ゼフィラス君が川の所でウンウン唸ってると、向こうから腹を押さえた冒険者が寄ってきます。
GM/冒険者:苦しんでいるゼフィを見て「お、お前もか」と言いながら、二人はケツを並べて下痢してます。「大変だなぁ」
先に行ったヘクター:はっはっはっは。(笑)
先に行ったユレス:どーゆーTRPGだ。(笑)
先に行ったレリィナ:格好良さの微塵もない。(笑)
GM/冒険者:「お前も入り口の東の宝箱でやられたのか?」
ゼフィ:うん、そんな気がしなくもない。
GM/冒険者:「俺もさ。怪しいと思ったんだよな。でも仲間が開けろ開けろってせっついてさ……」
先に行ったヘクター:いつも立場の弱い奴が引っかかるのさ。そいつの身分Lvは?
GM:−1ぐらい。
先に行ったヘクター:やはりな。
GM/冒険者:「お前は何か加療したか?」
ゼフィ:じゃあハドソンの言ったことを鵜呑みにして教えるか。「綺麗な水の方は生命力が感じられないから、こっちの泥水の方を飲むと助かるかもよ?」
GM/冒険者:「そうか」と言って、彼は泥水をがぶ飲みし始めました。
先に行ったユレス:ふっふっふ。このまま死ぬな。……そろそろ戻った方が良いんじゃないか?
先に行ったヘクター:病気Lvが5ぐらいになったら戻ればいいんじゃない?
GM:ちなみにLv4で気絶だからね。
先に行った瑞子:気絶してくれた方がいいよ。
先に行ったシフォン:今Lv3でしょ? 次で気絶するよ?
先に行ったユレス:今のうちに戻っておけ。誰もひきずっていってくれんぞ。
先に行ったレリィナ:ゼフィ君はさっさと出よう。死ぬよりマシだし。
先に行ったユレス:出口に医療チームとかはいる?
GM:一応待機してる。
先に行った全員:帰らせよう。
ゼフィ:なんか、みんなから帰れって電波が飛んできたから戻る……。
GM:そうか。じゃあゼフィが途中まで引き返すと、だんだん気分が良くなってきた。Lv2に回復ね。
先に行ったレリィナ:水の効果かな?(笑)
GM:で、しばらくすると、入り口付近で会った新米パーティーと遭いました。
ゼフィ:げ……、ぼ、ボコられる!?
GM:相手方はスラリと剣を抜く。特にキレてるのが額に"肉"と書かれた男。(笑)
先に行ったレリィナ:まだ生きてたんだ。(笑)
GM:相手のパーティーの温厚そうな女性魔術師が、「苦しんでるみたいだから見逃しても良いんじゃない?」って言ってる。新米パーティーということもあって、見逃してくれました。
ゼフィ:なんかむかつくけど、仕方ない。出口に向かうけど、病気Lvが0になったらみんなの所に戻ろう。
GM:しばらくすると、バナナ色の健康な便が出て完治しました。
先に行ったレリィナ:バナナ色?
先に行ったユレス:それは別の病気にかかったのでは?(笑)
GM:バナナ型!!(笑)
ゼフィ:まぁいいや。合流するために来た道を戻る。
GM:あれ? 他の人は待ってるんだっけ?
先に行ったレリィナ:そんなわけないじゃん。帰れって言ったもん。
GM:じゃゼフィ以外の人。道をずんずん行くと鉄格子のはまった部屋が見えてきて、その中に筋肉質の大男がいる。その奥には宝箱。
ヘクター:囚人なんじゃない? 優しくすると宝がもらえるんだよ、きっと。欲しい〜! ヘイ、囚人!!(嬉々として)
ユレス:宝箱が欲しいんだが。
GM/男:「俺が簡単に渡すと思ってるのかい?」と、傍らの戦斧をとる。「さぁ、鍵を開けな」
ヘクター:なんだこいつは。眠れ!(ころころ)
GM/男:(ころころ)抵抗失敗。寝た。(笑)
レリィナ:がちゃりと開けて、首をはねよう。
シフォン:誰が?
ユレス:俺、俺がやりたい。魔化長剣買ったばかりだから。(笑)
GM:ダメージダイスを振ってくれ。
ユレス:ダメージダイス要るの?
GM:いいから振れ。
ユレス:(ころころ)高い。22点。心臓を一突きする。
GM/男:男はそれで目を覚ますと、むくりと起きあがる。「あ〜、起きた起きた」
一同:はぁ!?
ヘクター:なんでだよ、オーガか? こいつ。
ユレス:なんで!? 何個心臓があるんだ、こいつ。「君、人間じゃないよ」
ヘクター:宝箱奪って逃げよう。
GM/男:男が手をかけてる。
レリィナ:腕を切り飛ばしちゃえ!
剣と攻撃魔法がしばし乱舞。男の腕が切り落とされ、パーティーは鉄格子に「施錠」をかけて宝箱を手にします。
レリィナ:罠チェック〜。
遠くのゼフィ:いないよ〜。
ハドソン:仕方ない、俺がやるか。(ころころ)
GM:罠を見つけた。
ハドソン:外す。(ころころ)外れた?
GM:うん、開いた。
ヘクター:男の目の前で宝箱を開ける。うざいなぁ、俺達!(笑)
GM:中には75V入ってる。
レリィナ:合計77Vかぁ。
ユレス:7人で割ったら一日の食料分にもならんな……。じゃあ、男に尋ねるか。君、二度と会うこともないだろうから教えて欲しい。君は何者だ?
GM/男:「まぁ、一応人間ということになってるがな」
ユレス:ああ、心臓が逆にあるとか?
GM/男:「生まれつき頑丈なだけさ」
ユレス:……ありえないし。剣で突いて「あ〜、起きた起きた」なんて。
GM:職員がやってきて、「あんまり強くなかったなぁ」とボヤいてます。
瑞子:いや、鉄格子の中に入ってる時点で、外から魔法攻撃したら終わりなのではないか?(汗)
ユレス:てゆーか、腕を切り飛ばされてるのに、なんでこいつはこんなに不敵なんだ?
瑞子:こいつ(GM)のNPCはみんな不敵なのじゃな。(笑)
ヘクター:NPCがイジメられたくないんだろ?(笑)
レリィナ:今までのこいつ(GM)のNPCで、カタにはまった普通の行動した奴はいないよ。(笑)
ユレス:ある意味カタにははまってるよな。キザっていう点では。(笑)
レリィナ:農民とかでも、時々不敵な奴がいるしね。(笑)
ヘクター:うん。よく「フッ……」て笑う奴。(笑)
GM:(不敵に笑みを浮かべる、冷酷でニヒルなキャラが格好良いと思ってるだけなんだけどね)
GM:さて、ゼフィ君ですが。戻っていくと、ジョニーとラックがいる。で、「お仲間なら左へ行きましたよ」と教えてくれる。
ゼフィ:誰?
GM:ハドソンのかつての物乞い仲間。とても素朴でいい人たち。
ゼフィ:……囚人だしなぁ。信用ならんから真っ直ぐ進む。(笑)
遠くのヘクター:無理矢理会わせようとしなくていいよ、GM。(笑)
ゼフィ:そうそう。ちょっとは一人で冒険したいじゃん。(笑)
遠くのユレス:後で俺達が危機に陥った時に助けに来てくれれば格好良いのに。今合流しても非常に意味がない。(笑)
GM:後悔すんなよ……。真っ直ぐ進むと、先は黒いガスに包まれている。
ゼフィ:みんなはこんな所進んだのか……? 不安だけど突っ込む。
GM:すると、十字路に立っているのに気がつく。後ろの通路もさっきと違う。
ゼフィ:う〜ん……。迷路の解決法として、右に手をついて進めばいいはず。
GMの配慮を無下にしたゼフィ。後でしっかり後悔することになります。黒いガスは「転移の黒霧」というもの。ゼフィは地階へとテレポートしました。
GM:再びゼフィ以外。通路を進んでいくと、壁に扉を見つける。
ハドソン:鍵がかかってるなら鍵開け……(ころころ)……あ、ファンブル。
シフォン:じゃあ私が「工兵」で開ける。(ころころ)
GM:開いた。扉を開けると中から骨が三つ歩いてくる。シミターと盾装備。入り口でつまるからシフォンだけ行動可能ね。とりあえず、不意打ちで攻撃。
シフォン:(ころころ)お? (ころころ)おぉ? (ころころ)お、おぉ……。
ユレス:なかなかキワドイ出目だなぁ。早く奥に入ってくれ。
GM:魔法なら頭越しに撃てる。
レリィナ:ヘクター、マルクス(弓兵マルクス・霊術Lv2の射撃魔法)を呼んで攻撃させなさい。
ヘクター:(ころころ)呼んだ〜。(ころころ)命中、低っ!
GM:(ころころ)外れた。マルクスは「すんません、マスター」と言って去っていく。
シフォン:マルクス君置いておいて、君らは他の所に行ってれば? 私とマルクス君で戦ってるから。
ヘクター:それは俺も残らなきゃいけないから嫌だ。奴霊(霊術Lv1・ゴブリン奴隷の霊を召喚)なら置いていってあげる。
シフォン:そんなのいらないよ。まぁいいや。攻撃〜。(ころころ)
GM:一体くずれた。
シフォン:弱いなぁ。
ユレス:3ターンで終わるな。(笑)
GM:一人攻撃に加われるよ。骨は攻撃……。(ころころ)
ユレス:俺が前進。(ころころ)
シフォン:弱いし、カウンターしても大丈夫っぽいよね。カウンター!(ころころ)……あ。
GM:(調子に乗ったな……)失敗か。
シフォン:うん。まずい……。装甲4だから、下手したら死ぬ……。(滝汗)
GM:25点で、装甲貫通した後二倍ね。
シフォン:マイナスHP突入……。初めてのダメージで初めて瀕死だ……。(泣笑)
GM:−15点なら、それを目標に体力判定な。
シフォン:9以上かぁ……。練習……(ころころ)う〜ん……。(滝汗)
GM:生き返るには50000Vな。
ユレス:金がかかるなぁ。
シフォン:本番!(ころっ)3……。(ころっ)あっ、6! 9出た!(嬉)
一同:おおぉぉっっ〜〜〜〜!! すげぇ!!(拍手)
レリィナ:じゃあ「治癒」。13点回復ね。
シフォン:まだ−2……。
ハドソン:じゃあ、シフォンの倒れた穴に前進。ちょっと悪いけど、踏ませてもらおう。(ころころ)
ユレス:俺も攻撃。(ころころ)
GM:残り2体とも倒れた。奥の方に箱があって、中に300Vが入ってる。
レリィナ:回収してズンズコ進もう。
GM:しばらく行くと分岐があって、黒いガスが見える。
レリィナ:黒いガスに紐を投げてみよう。
GM:紐は先っちょが切れてる。
レリィナ:危ないなぁ。やめよう。となりに行く。
GM:部屋があって、奥には金貨、銀貨、銅貨でできた山がある。で、床に「一枚だけ取れ」っていう張り紙。
ハドソン:何枚も取ったら何かありそうだよねぇ。
ヘクター:銅貨を取ると、後で泉から女神が出てきて……。(笑)
ハドソン:違う違う、絶対にそれはない。(笑)
シフォン:シャムシールで突っつこう。(笑)
レリィナ:いいんじゃない?
ユレス:うん。
シフォン:え? 誰も反対しないの? 絶対に反対されると思ったのに。
ユレス:コインの山を突っつくぐらいで、反対意見が出るわけないじゃん。(笑)
レリィナ:チンタラやってないで、さっさと金貨を一枚取る。
シフォン:他のコインが何かすっごく気になる……。
ハドソン:誰も二枚目を取りに行かないのか。
この時の銅貨は鋳造中止になった希貨でした。銅貨1000V、金貨100V、銀貨10V。
GM:で、もう一つの道にも黒いモヤがかかってる。
瑞子:ハドソン、縄つけてやるから行ってくるのじゃ。
ハドソン:嫌だよ。縄切られるかも知れないし。
ヘクター:何でそんな仲間割れみたいなことするんだよ。
ハドソン:魔法やトラップで切られるかも知れないと言いたいんだ。
シフォン:いいよ、私が行く。
レリィナ:荒縄はユレスがあと20歩分持ってるよね。
シフォン:20歩……。すぐそこじゃん。やっぱりやめる……。
GM:そろそろ眠くなって来る頃だよ。一日経つしね。
ヘクター:でも、こんな所で野営したくないなぁ。
レリィナ:川へ行く? あ、さっきの「スケルトンハウス」に行こう。あそこなら扉もあるし、鍵を閉めて寝れば。
シフォン:命名、「スケルトンハウス」(笑)
GM:じゃあ、「施錠」やってくれ。
シフォン:(ころころ)……あぁ〜低い。誰にでも開けられる……。
ユレス:夜番はシフォン、ハドソン、俺の順。王女二人はやるわけないし、魔術師系は精神点を回復させないといけないしな。
GM:じゃ、夜中。扉の向こうから「あ、鍵かかってる」「鍵開けしろよ、シーフ」という声が聞こえてくる。
ハドソン:みんなを起こす。
GM:(ころころ)鍵がガチャリと開けられました。
レリィナ:みんな寝起きでキレてるから、総攻撃だね。(笑)
ヘクター:回復は?
GM:心力×2だけ、精神力が回復。体力分だけ生命力が回復。
シフォン:3連撃〜。(ころころ)
GM/冒険者:(ころころ)「ぐはぁ!」
ハドソン:俺も攻撃。(ころころ)
GM:逝った。(ころころ)生死判定は成功。仲間が盗賊を引きずって、「モンスターだ、逃げろぉ!」と言って、逃げていく。
レリィナ:はっはっは。じゃあ、「キィ〜……、パタン」と扉を閉めよう。(笑)
シフォン:多分もう一回来るよ。だって私たちもそうするでしょ?(笑)
レリィナ:じゃあ罠設置して、シフォン。
シフォン:よし。ハドソン、何か毒持ってない?
ハドソン:え〜っと、天国草は?(←致死毒)
レリィナ:て、天国草……。(笑)
ユレス:やばいって。致死毒はマズイ。(笑)
ハドソン:じゃあ……狐毒草。
シフォン:それならいいや。(ころころ)設置完了〜。よし、施錠するよ。
レリィナ:え? 要らないよ。
シフォン:だって怖いでしょ? 戻ってきたら開けたハズの鍵がかかってるって。(笑)
GM:しばらくして、戻ってくる足音が聞こえる。で、鍵がかかってるのを見て「あれ?」って。
ハドソン:うふふふ、ぬふふふふふふ………。(怖い笑み)
GM/冒険者:「中にいるのって人間じゃないか? お〜い!」
一同:無視! 無視!(笑)
GM/冒険者:「う〜ん、人間じゃないのか? 頭のいいモンスターか?」
レリィナ:バカだ、こいつら。(笑)
GM/冒険者:「じゃあ、ヴァンパイアか? ヴァンパイアは相手に出来ないなぁ」
ヘクター:はっはっは。帰れ、帰れ!
GM/冒険者:「あきらめよう、ここは」と言って、足音は去っていった。
シフォン:情けな〜い!(笑)
ヘクター:ここ、俺達の一週間のねぐらにしようぜ!(笑)
瑞子:では寝直そうではないか。
GM:で、朝になりました。
ヘクター:一晩で精神点が全快にならないのが痛い。
レリィナ:とりあえず起きて、川に行こう。この前入れた水は「生命力がない」とか言われたから全部捨てる。
ヘクター:だれかが絶対朝飯食べてると思う。
GM:うん、冒険者のパーティーがひとつ、食事してる。
レリィナ:じゃあ、「よっ!」と言って、ザバザバと顔を洗う。「すがすがしい朝だね!」(笑)
GM:彼らは綺麗な方の水を飲んでますね。
シフォン:そりゃあ飲むなら生命力があろうとなかろうと、綺麗な方がいいよねぇ。
レリィナ:生命力がないだけで、毒はないんでしょ?
GM:うん。毒じゃないよ。(でも体のバランスが崩れてダメージ受けるんだけどね)
シフォン:いつも私たちが飲んでる水に生命力があるわけじゃないでしょ?
GM:いや、あるよ。水の精霊とか。
ヘクター:俺達っていつもウンディーネとか飲んでたんだ。(笑)
レリィナ:昔の水が残ってるから、そっちを飲もう。
ヘクター:……食べ物の中の肉汁で我慢……。
GM:無理だって。
レリィナ:そーいえば、ゼフィって眠れないよねぇ。(笑)
ヘクター:がんばって徹夜だ。(笑)
レリィナ:まぁ、なんとかしてるよ、きっと。(笑)
GM:では噂のゼフィラス君の行動。君が右手を壁についてぐるぐる回ってると、大勢の声がしてくる。「わぁ〜!」とか、「くそっ! クロスボウが効かねぇ!」「なにぃ!?」とか。
ゼフィ:そのまま進む〜。
GM:目の前を何かの一団が通り過ぎていきます。
ゼフィ:じゃあ左手に変えて、真っ直ぐ進む。
GM:(はぁ!?)放っておいて、真っ直ぐ?
ゼフィ:うん。放っておく。
GM:(逃げろっちゅーに!)……じゃあ、君の背後からブンッ! と音がする。
ゼフィ:およ?
GM:殴られるぞ。危険感知はしてもいいけど。
寝てるハズのシフォン:二人目の死者かな!? カモン、カモン!
ゼフィ:(ころころ)……19。
GM:じゃあ回避してもいいよ。
ゼフィ:(ころころ)……げ、ファンブル……。(ころころ)
GM:ち、つまらん。転倒か。ダメージは……(ころころ)……26点。
寝てるハズのシフォン:もっと高い目出してよ〜、GMぅ〜。
ゼフィ:ダメージでかいなぁ、15点も食らった。……危ねぇ、俺はまだ死にたくない。
GM:じゃあ次のターン。君は起きあがって行動終了。で、こっちの攻撃……(ころころ)。
ゼフィ:……(ころころ)……はぁ!? こーゆーことってあり得るの!? 1296分の1だよ!?
寝てるハズの瑞子:(爆笑)
寝てるハズのシフォン:ダメージダイスはみんなで振ろう。今までの気持ちを込めて。(笑)
ゼフィ:ちょっと待て、俺、何か悪いことしたか!? ……(ころころ)。
GM:転倒で頭を打って1D6追加。……(ころころ)……あ〜、低い。
寝てるハズのシフォン:ダメ! GMは振らないで!(なぜかマジ)
寝てるハズのヘクター:(ころころ)……お! 5だ、来たぁ!
寝てるハズのシフォン:(ころころ)……4!
寝てるハズの瑞子:(ころころ)……1か……。
GM:(ころころ)……1と4か。全部で26点。
ゼフィ:あ、気絶した。生命点−2だ。生死判定はファンブル以外……(ころころ)……3。あ、危ねぇ……。(冷汗)
GM:ゼフィが最後に聞いた声。「あ、もう追ってこねぇぞ?」
ゼフィ:結局どーゆーことだったんだろ。
寝てるハズのヘクター:だから、化け物に追われてて、そこにゼフィが通りかかってガツンと。
寝てるハズの瑞子:でも、これで一人で眠れたではないか。(笑)
GM:それじゃ本隊ね。
シフォン:どんどん行こう。昨日の黒い霧に突っ込もう。
GM:抜けるとこうなってる。(言いつつマッピング中)
気絶中ゼフィ:それ、どこかで見た道だなぁ(笑)
GM:で、ここらへんにおびただしい血の跡がある。(笑)
ヘクター:誰だろうなぁ。(笑)
シフォン:ハドソン、鑑定してみてよ。モンスターか人間かぐらいは分かるでしょ?
GM:人狼の血だね。
ユレス:人狼まで分かるのか?
GM:ちょっと違うんだよ。
瑞子:あ、緑っぽい、とか?(笑)
気絶中ゼフィ:いや、それは気色悪い。
ヘクター:ヘモグロビンが足りないとか(笑)。……でもこれがもしやゼフィかも、とは誰も思わないんだね。
瑞子:では血のある道の方に行こうではないか。
ユレス:これじゃとても感動の再会は望めないなぁ……。
シフォン:いや、会っても感動しないし。(苦笑)
GM:で、奥まで行くとぐるっと回って、突き当たり。左の壁が凹んでて、奥には石像が座ってる。突き当たりにはダストシュートみたいな穴がある。石像は君たちが来ると動き出すね。
気絶中ゼフィ:……俺をボコったのはこいつのような気がする……。
シフォン:逃げる、逃げる!
ヘクター:こーわーいー! 太刀打ち不可!
瑞子:さっき来た道を戻って、今度は曲がる。新しい道を開拓しようではないか。
シフォン:行き止まりだったら困るでしょ!? 始めの道を戻る!
GM:石像はその曲がり角まで来ると、戻っていく。
シフォン:よしよし。
シフォン:じゃあさっき瑞子が行きたがっていた道に行こう。
GM:行き止まり。(笑)
ハドソン:探索してみよう。……(ころころ)……19。
GM:何かを埋めてあるみたい。一回掘って、また埋めたような跡がある。
瑞子:ここ掘れ、ハドソン(笑)
シフォン:掘ってみようよ。
GM:手で掘るの?
シフォン:そこまでこだわるの?(汗)
GM:こだわるぞ。なんせ、無駄にリアルを追求するGMだからな。
ヘクター:誰かが宝を隠したっていうのか?
瑞子:ハドソンの戦斧で彫れるのではないか?
GM:じゃあ、1時間ぐらい掘ると、ガツンと何かに当たる。
ヘクター:一人で頑張るねぇ。
シフォン:前の人も相当頑張ったんじゃないかな。(汗)
GM:30センチぐらいの箱が出てきた。
ハドソン:罠を調べておこう。……(ころころ)……18。
ヘクター:Oh! ハズレって出たら殺す、と暗示をかけて開ける。
GM:(だ、誰を殺すんだ?)罠はない。中には15センチぐらいの小さな像が入ってる。
ヘクター:お〜! やっとまともな鑑定品が出てきたぁ!
GM:表面は銀で覆われてるね。
ヘクター:絶対高いぞ、これ!
GM:5、60年前の王様の像。鑑定に成功したら500Vぐらいだと分かる。で、奥に紙が入っていて、「商人であるならば、これであきらめるなかれ」って書いてある。
瑞子:商人でなくても?
シフォン:さらに掘れってことかな?
ヘクター:掘ればいいじゃん。みんなでガリガリやろうぜ!(笑)
瑞子:ひとまず像を取り出して、この宝箱に罠をかけておくのじゃ。全部掘ったらまた埋めておくぞ。(笑)
シフォン:うん、22でかかった。(笑)
GM:(その悪趣味なイタズラ、そろそろやめとけ……)
ユレス:じゃあ、また掘るか。
シフォン:もう10分掘る。
GM:まだ土だね。周りは岩盤だけど。あと何時間掘るの?
シフォン:ちょっと待って。他に掘る道具ないかな。シャムシールは無理だろうから……ユレスの長剣とか。(笑)
瑞子:バックラーで掘れ。
ヘクター:すげぇ掘り方……。(汗)
シフォン:だれかここで一人で掘らせようよ。ハドソンとか。
瑞子:ダメじゃ。ゼフィがいないから、探索役がいなくなる。
シフォン:じゃあどうする?
GM:(お〜い、「奴霊」があるだろう……?)(ヘクターを何となく見つめてみたり)
ヘクター:……………………?
シフォン:ヘクター、何か持ってるでしょう?
ヘクター:「水先案内人の霊」。アイテムの方向を指し示す。
シフォン:それはアイテムじゃなくて仲間。
気絶してるゼフィ:あ、それかけてくれると嬉しい。(笑)
シフォン:「観光ガイドの霊」じゃない?
ヘクター:んじゃ、呼ぶ。
GM:出た。「なんスか?」
ヘクター:この下に何があるとか、この周辺とか、えっと…………とにかくしゃべり尽くして帰れ。
GM/霊:「この下には何かあるっぽいです。「奴霊」にでも掘らせてはいかがですか?」
気絶してるゼフィ:じゃあ「奴霊」に一日掘らせとけばいいじゃん。
ヘクター:道具持って出てこない。
シフォン:それは渡せばいいじゃん。
ヘクター:それもそうか。んじゃ呼ぶ。
GM/奴霊:「へい、旦那」
ヘクター:よっしゃ、一日掘ってろ手前ぇは。
瑞子:マルクスも奴霊もキャラ一緒ではないか。(笑)
GM:ちがうぞ。奴霊は「へい、旦那」だけど、マルクスは「へい、マスター」だ。
ヘクター:道具を貸してやるから、掘り続けろ。宝を発見するまで。
GM/奴霊:「了解しやした。ところで、宝って何スか?」
ヘクター:え〜っと……宝箱……四角い宝箱に入ってるものだ。
GM:(その定義、何かおかしくないか?)
シフォン:いいよ。私が一緒にいて見張ってるから。
瑞子:それじゃあ、もう一方の行き止まりに移動。抜けそう?
GM:叩くとコンコンって軽い音がする。壁は岩盤だけど。
ヘクター:あぁ、そこボカーンと壊したら中が空洞ってやつだ。壊そうぜ。
気絶してるゼフィ:「火炎球」撃ち込んだら?
ヘクター:よっしゃ、人狼パンチ。
瑞子+ゼフィ:今いない。
GM:(いたらやったんだろーか?(汗))
瑞子:ハドソンパンチじゃ。
シフォン:じゃあ斧で殴れ。
ハドソン:やだよ、刃こぼれするじゃん。
ユレス:壊れたら買ってやるよ、仕方ない。
ハドソン:仕方ないなぁ……。(ころころ)……27点。
GM:岩盤に亀裂が入って穴が開くけど、斧も少し欠ける。ダメージ−2ね。
ヘクター:そこから掘ろう。
GM:岩盤だから無理。
ヘクター:斧を壊させるトラップ……。ノミとツチが無かった俺達。(笑)
GM:(斧使わなけりゃいいじゃん……)
瑞子:先は? ウィル・オ・ウィスプを飛ばす。
GM:通路が続いてる。
ヘクター:じゃあ斧壊すつもりで、ぶわっと壊そうぜ。
瑞子:いや、「震電(サンダークエイク)」を撃つ。
ヘクター:サンダースリープ? ……ああ、サンダークエイク。雷起こして地震にするのか?
GM:(ちょっと違うなぁ……(苦笑))岩盤は崩れた。
気絶してるゼフィ:初めからこれでやればよかったじゃん。