<新発見の文献>
日本の漢字以前に使用されていた、ヲシテ(ホツマ文字)によって編纂されている文献。1966年に松本 善之助先生によって発見された。現在『ホツマツタエ』、『ミカサフミ』、『フトマニ』の三文献の発見がなされている。 これ以外の神代文字の類は、近世から現代にかけてつくられたものである。
<真実性の根拠>
古事記・日本書紀との原文での比較対比をおこなった。 この結果、古事記・日本書紀はホツマツタエを原本として編纂されたことが明らかになった。 詳細は、『定本ホツマツタエー日本書紀、古事記との対比ー』(展望社)にて公開した。論考書として、『ホツマツタエを読み解く−日本の古代文字が語る縄文時代ー』(展望社)が詳しい
ヲシテ時代(縄文・弥生・古墳初期)の言葉を、
現代日本語に翻訳(直訳)した場合の
不適切な例(誤訳の例)。 濁音のヲシデは間違いです。清音のヲシテです。
4000年も昔の言葉を、現代日本語に直訳するのは、無謀な企画です。
ただし、簡単な言葉、<走る>とか、<寝る>とか、<食べる>などはこの限りではありません。
4000年も昔の言葉を、現代日本語に直訳するのは、無謀な企画だというのは、複雑な言葉についてです。
たとえば、<ミヤビ>という、ヲシテ時代の言葉を、<雅>と訳すと、誤訳になります。
<ミヤビ>は、心の働きの5つつのうちのひとつである、ことが、ヲシテ時代での言葉の意味です。
ヲシテ時代の<ミヤビ>は、哲学用語であるのです。
しかし、現代用語の<雅>には、哲学用語としての意味合いが含まれていません。
ですから、<ミヤビ>という、ヲシテ時代の言葉を、<雅>と訳すと、誤訳になるわけです。
不適切な現代漢語への 直訳 (誤訳)・あるいは誤記のカタカナ表記を、例として掲げます。
ヲシテ文献は、日本の将来にとって、とても大切なものであると、私は理解しています。このため少しの妥協も容認しがたく、ややもすれば不寛容の文面に
傾きがちですが、どうぞ、どうかやむなき真意のご理解を願い上げます。
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平成28年(2016)11月22日 更新版. (C) .池田 満
18、誤訳一覧
ヲシテ時代の言葉 | 現代用語(誤訳) |
ミヤビ | 雅 |
カミ | 神 (参考ページへ) |
ヰクラ・ムワタ・ヲ | 五臓六腑 |
アヤ | 紋 (文献・文書のイメージが湧かない) |
ウツホ |
空、ウツボ (一体、全体、何処から ウツボが出てきたの?) |
ハニ | 埴、土 |
トコヨ(「トのヲシテ」によって建国) | 常世 (あの世) |
トコヨクニ | 常世国 |
カカミカミ |
天鏡神 (ヲシテ文献の原文に、 濁音でのカガミの典拠が一例も無い!) |
サコクシ ・ サコクシロ 詳細の意味 |
精奇城/サゴクシロ (コを濁音に、ゴとするのは使用例が 無い! 誤訳の類<たぐい>。 奇妙な当て漢字は大誤訳!) |
トノヲシテ | 瓊(あかいたま) |
イサナギ・イサナミ |
イザナギ・イザナミ (ザの濁音は間違い) |
ヤマトタケ |
ヤマトタケル (ルの付いた用例は絶無) |
イミナ (まこと名・実名) (産まれた時に付ける名前) |
諱(いみな) (諱の漢字は、 死んで から付ける、現代での、戒名のような名前) |
ホツマ | 秀真 |
上記に、 例としていくつかを挙げましたが、
言葉の時代性を無視した、無理な翻訳(直訳)は、ことごとくが誤訳といって間違いありません。
読者の皆様には、よくよくご注意を、お願いいたします。ここには、ほんの一例だけしか掲げていません。
ヲシテ時代の古語を、単純に漢字に当て嵌めるのは、はっきり言って、完全なる誤訳です。よくよくご注意を、お願いいたします。
本物の日本は、縄文時代に始まります。
本物の日本の言葉は、縄文日本語です。このときは、漢字以前なのです。
漢字に翻訳(当て嵌め)するのは、現代でいうと、Englishに翻訳してから
Englishの『オックスフォード』辞典にはこうあるので、この古語はこういう意味だ云々、とやっているようなものです。
これを、逆立ちの論理といいます。
もうそろそろ、卒業しましょう。“漢字仮名混じり直訳族”からは。
“漢字仮名混じり直訳族”の特徴は、誤訳を平然とやっていて恥じる所がないことで判ります。
“ホツマ” を “秀真” とやっていたら、要注意! です。
念のため、『ホツマ辞典』の、「ホツマ」の言葉の語彙(ごい)解説を、見ておきましょう。
下に、引用します。 “ホツマ” を “秀真” とやったら<誤訳>だ、ということが、判ると思います。
どうして不具合があるのか、
この意味については、『ホツマ辞典』に詳しいので、
『ホツマ辞典』を参照して下さい。
詳しい論考は、『ホツマツタヱを読み解く』291pから318pにあります。
漢字仮名混じり直訳の世界から抜け出た、真正の縄文日本は、
『縄文人のこころを旅する』に詳細に記載してあります。
『秀真伝』なるものは、誤訳のかたまりです。
誤訳のオンパレードです。華やかなるパレードです。
「トのヲシテ」が、どうして瓊(あかいたま)、なのであろうはずもない!
まったく、笑っちゃいますね。
このため、インチキ本(古史古伝・神代文字)
として捉えてください。『秀真伝』は、インチキ本。
インチキ本の『秀真伝』は、破却して下さい。
ヲシテ文献(真書)にまで、格式を高めて、はじめて日本
の“たから”に成り得ます。
ヲシテ文献が、大切なものである。
この認識が、はっきりとしてくれば、カタカナ表記にも
細かな気遣いが起きて来ると思います。
(このあたりで、初段程度でしょうね。)
例えば、イザナギ・イザナミさんと表記するようなことでは、
しょうがありませんね。『ホツマ辞典』には、用例の典拠一覧、
も載せてあります。実際に、本物の原典に当たってみれば、
一体どの人が、イザナギ・イザナミさんと誤り表記して涼しい顔か、
ちょっと、見てみたいほどのおぞましさ見たさが起きてきます。
きっと、まともにはヲシテの原文を読む能力がない
人なのかもしれません。古い(ヲシテ時代からの)濁音表記方法と、
新しい(漢字国字化時代)濁音表記方法との違いさへ理解しても
居ないのでしょう。
そうすると、初段の認定にも危ぶまれます。
たとえば、
『ホツマツタヱ』の39アヤは、
「ホツマ撃ち、ツズうたのアヤ」です。
この用例での、「ホツマ」は、関東地方を意味しています。
ですから、「秀真」を当てるのは、完全な誤訳になります。
2、3、の用例の「ホツマ」を「秀真」と翻訳した際の、誤訳度数 1、の用例の「ホツマ」を「秀真」と翻訳した際の、誤訳度数
50% 100% (完全・完璧の誤訳)
1、2、3の全用例数52例(2、3 :31例 ・ 1 :21例)の出例加重平均での誤訳度数は、
70.2%
7割もの誤訳です!(ほとんど間違いといっても良い!)
「ホツマ(秀真)」を、おもちゃ(玩具)として捉えた場合 | 「ホツマ(ヲシテ文献)」を国史の第一書物として捉えた場合 |
誤訳しても、誤訳されても、不快感が無い | 誤訳しても、誤訳されても、不快感を感じる |
怪しげな「秀真伝(ほつま)」、と、
根拠を確定させた「ヲシテ文献」とは、
明瞭に区別をして下さい。
この区別のつく人が、最近、ぞくぞくと現れてきています!
文字重なりの発生の場合は、
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‘小’ への変更をお願い致します。
決定版!
誤訳の王様・番付表
ノミネート作品群 (ノミネート作品募集、メール・池田満まで、お寄せください)
あまたある、程(ほど)、にもの多数の作品があります。 本当に、あまたあるのです。
寄せられてきたモノモノの内、 作者名だけでも挙げておきましょう。
鳥居礼 『 』 鏑邦男 『 』
吾郷清人 『 』 高畠精二(日本翻訳センター)
越智史郎 『 』 神渡良平 『 』
今村聰夫 『 』 千葉富三 『 』 etc.
なんと言っても、誤訳は、気持ち悪いのですよね。
これだけは、どうしようもありません。
申し訳ありませんけれども……。
wo si - te bun ken
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