チームあきんど号withサンクロレラ

2005年 8月3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 おわりに

8月12日(金)パーフェクトそしてゴールLeg5  ナコーンラチャシマ→パタヤ

いよいよラリー最終日SSが一本、朝から嫌な雨である。7時20分ホテルスタート。 移動は『カオヤイナショナルパーク』内、60キロ制限のため距離が稼げない。最終SS.は、本来70数キロの予定であったが道路工事による安全上の理由により約50kmに短縮された。 フィニッシュセレモニーが行なわれる最終ゴール地がホテルのようである。
11番スタート。最終SSなので確実に、大事にそして力を出し切るつもりでスタートする。毎回最終SSは何か仕掛けがあるのでコマ図を何度もチェック。 ミスコースしやすそうなところが3カ所、コマ地図に「がんばれ」の警告を書き入れる。走り始めると非常に難しくミスコースしやすいコースだ。 ドライバー、コ・ドライバーとも最大の集中力で走り出す。あきんど号もそれに答えて最高のパフォーマンス。まもなく、小さく登って下り途中での右ターンでナビ席からは道路が見えずオーバーラン。 Uターンしようにも道幅が狭く出来るところまで2〜300m。Uターン後、戻ろうとすると「チーム右京」のプラドが同じように来るのでUターンを指示。 狭い道で5〜6回切り返して強引にオンコースへ。我々も後を追うがさすがに速くすぐに見えなくなる。 その後コマ図「がんばれ」の注意箇所へ。 やはり間違いそうなルートで慎重に確実に走行。気がつけば、先行車の轍が無くなってきている。 ミスコースではない。自分たちがかなり先頭を走っている事を感じたため、絶対ミスコースをしないようにさらに集中。 ゴール手前5qぐらいのところでチーム右京のプラドを見かける。 民家の庭でUターンをしている模様。我々はゴールのみを目指し100%スロットルオンでゴール。
二人とも集中し走行、辻本のナイスナビゲーションと山本の確実なドライビングによりミスコースなしでゴール。 3番手だと聞かされ喜びとともにホッとし握手。辻本の目には涙が溢れている。タイム的にはトップに8分47秒遅れ、9位であった。チーム右京に3秒差。気分は勝者である、感動のゴール!!

最終SS 関根さんが到着しない。16時パタヤまでコンボイ移動でセレモニーエリアに移動。 パタヤビーチのホテルガーデンでゴールゲートをくぐる。フィニッシャーメダルを首にかけてもらい、記念撮影。 レースを振り返ってそれぞれで称え合い談笑する。その後ゴールゲートの横で、日本人参加者、スタッフのほとんどが チーム・インプス関根さんを待つ。19時前、関根さんが牽引され到着。 みんなでマシンを押してポディウムに乗る。 関根さんをはじめ、まわりのみんなも感動で涙。

8時から表彰パーティ。総合成績は参戦4年目にして韓国チームが優勝。このチームは初参戦の年、ラリー終了後にコンピューターの使い方を教えるなど、あきんど号が育てたチームである。 また今年は賞典に関係のない我々もプールに落とされるなどほとんどの参加者、スタッフがズブヌレ。 辻本は隠れるようにおとなしくしていたが、韓国チームに足と手をもたれて担がれていく、途中にズボンを脱がされ、シャツとパンツだけでプールにドボン。 みんなから来年のあきんど号のナビは大丈夫かと言われてしまった。

 
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