8月8日(日)ゼッケン7Leg2 ペッチャブン〜ペッチャブン
総距離 378.20Km SS1―37.5Km SS2―105.57Km
本日は同じホテルに戻るループコース。前日から降り続いている雨のため、SS1は厳しいコースになりそうだ。
今年初めてのSSであるため抑え気味にスタートしたが、途中からは例年のペース戻りドライバー・ナビとも調子は上々。
タイム的にも申し分ない。SS1はパート1・2に分かれていてパート1終了後ヌタヌタの移動区間でゼッケン7がコースオフ。
我々に引っ張り出してくれと頼ってきたのでレスキュー。
彼らのワイヤーを我々のフロントグリルに引っかけたためバーの一部がもげてしまった。
なぜかどうしても引き出せないので中止して先に行くことにする。
リエゾンでもあり同じチームに助けてもらえるだろう。
パート2が15分後にスタートし、これからがかなり険しいというコースに入る直前に先ほどのコースオフしていたゼッケン7が追いついてきた。
この車はフラットなところでは結構早く、ブロックする気もないので左に曲がるコマ図地点で先に行かせることにした。
(このことが今回のラリーで地獄を見ることになるとは予想出来なかった)しかしパスをさせた僅か20メートル先の細いヌタヌタで止まっている。
車1台がやっと通れる場所で、この車を引き抜かなければ前に進めないためいろんな手を試みたが動かず、この車聞くとゼッケン1のクイックサポートカーらしいがなぜかもうすでに2駆状態。
2駆で追い抜きをかけてくるなよと言いたい。停止後カーナンバー16のラチャン氏や青木氏、ダンクエボその他ほとんどの後続車が到着して、いろいろ引っ張り出しを試みるが、後ろに引っ張ってもアンダーガードに泥がたまるばかりで、抜き出すことができない。
他のチームと相談し仕方なくゼッケン7を残してUターン。チェック2のスタート地点にコンボイで移動することになったが、途中でコンボイが分散。
幹線に出て、かなり走ったところで先頭のカーナンバー16ラチャン氏が止まり、道がわからないと言い出す。
薄々、方向が逆ではないかとコンパスを見ながら感じていたが、過去何度も入賞している地元のラチャン氏なら大丈夫と安心していたのだが・・・再びUターンしてチェック2のスタート地点に到着。
しかし後続の車のほうが先に到着していて、かなりスタートが遅れてしまいそうな状況。
オフィシャルがいて順番的に早い我々を先にスタートさせてもらえるということだが、遠回りをしたため燃料が少なくSS内でガス欠の危険を感じて、5キロ先の給油所まで行くことにし再スタート。
しかしやはりコース内で、スタック車両があり長い時間、ウェイティング。
ホテルに到着したのは真っ暗になってからであった。
結局このSSも走りきった新堀選手のタイムを元に、走りきったチームには同じタイムを、それ以外のチームにはマックスタイム+1時間のペナルティを貰うことになった。
車も洗えず殆どノーメンテナンス。
ホテルの食事も終了間際で時間が無く無理やり押し込む。
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