習作1(単著)

論文集やいわゆる一般書など、ひとりで書いたものを年代の新しい順番でならべています。            

河内将芳『大政所と北政所ー関白の母や妻の称号はなぜ二人の代名詞になったかー
戎光祥出版
2022年3月、1~202
ISBN 978-4-86403-420-3

「大閤様御先祖」に位置づけられようとした大政所、関白にならび国政レベルのことがらにも関与した北政所。
豊臣秀吉とその政権には両者をはじめ女性がかなりのウエートを占めており、それ以前、それ以後の政権との大きな違いである。
なぜそのような違いが生まれたのか?そしてそれぞれ摂政・関白の母・正妻の称号である「大政所」「北政所」は、なぜ彼女たちの代名詞になったのか?諸史料を精査し、大政所や北政所が母や妻という立場を超えて秀吉政権に重きをなした理由に迫る。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一部 秀吉の母・大政所
 第一章 大政所の登場
 第二章 大政所の病
第二部 「太閤様御先祖」と大政所
 第一章 大政所の死
 第二章 太閤様御先祖からはずれていく大政所
第三部 秀吉の妻・北政所 
 第一章 北政所と秀吉、そして婦人たち
 第二章 北政所と羽柴・豊臣家
第四部 関白不在のなかの北政所
 第一章 秀次の死
 第二章 秀吉の死とその後
おわりに

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○ブクログ

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戎光祥出版
読みどころ

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河内将芳『改訂 祇園祭と戦国京都』(法蔵館文庫)
法蔵館
2021年7月、1~280
ISBN 9784831826244

祇園祭が年2回、そして冬に行われた時代があった!?
先行するイメージを問い直し、複雑なその実像に迫る――。
紙芝居や小説・映画を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」というイメージは、はたして実態に合うものなのか。
紙芝居など創作物の題材である戦国期の祇園祭(祇園会)にスポットを当て、室町幕府や延暦寺との関係、そして神輿渡御・山鉾巡行を担う都市民の姿、乱世の煽りを受けて式日が混乱を極めていく様子を、当時の政情や政教関係を踏まえて描く。
イメージと史実を比較し、中世都市祭礼たる祇園祭のリアルに迫った労作。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一章 イメージとしての祇園祭
 1 紙芝居「祇園祭」
 2 小説『祇園祭』と映画『祇園祭』
第二章 天文二年の祇園祭
 1 天文元年~二年六月の政治状況
 2 天文二年の祇園祭
第三章 室町幕府にとっての祇園祭
 1 祇園祭の再興
 2 幕府と祇園祭
第四章 延暦寺大衆にとっての祇園祭
 1 日吉社の祭礼と祇園祭
 2 延暦寺大衆と祇園祭
第五章 神輿と山鉾の祇園祭
 1 神輿渡御
 2 山鉾巡行
おわりに

関連略年表/図版出典一覧/あとがき/文庫版あとがき

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○読書メーター
○ブクログ
○「べんがら格子のむこうから」(日山正紀氏)(『京都新聞』2021年8月19日号)

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法藏館

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河内将芳『信長が見た戦国京都 城塞に囲まれた異貌の都』 (法蔵館文庫)
法藏館
2020年9月、1~240
SBN-13 : 978-4831826145

戦火による都市の縮小、治安悪化にともない横行する犯罪と頻発する喧嘩、惣構を設け「城塞」と化した都市で自衛・自治する町人。上洛した信長が見た京都は、応仁・文明の乱と幾度の政争を経て、かつてとまったく異なる姿に変貌していた。
同時代史料から、「町」が社会集団として成熟していくさまや、戦国期京都が辿った激動の軌跡を尋ね、都市民らの視線を通して信長と京都の関係を捉え直した斬新な戦国都市論。(出版社の紹介文)

目次

はじめに 「異形」の者たちの上洛
第一章 若き信長と城塞都市京都
 1 上京・下京と洛中洛外
 2 惣構に囲まれた上京・下京
第二章 自衛・自治する町と町人
 1 惣構の中の都市世界
 2 惣町・町組・町の成立
第三章 林立する日蓮宗寺院と信長
 1 惣構の一角を占める日蓮宗寺院
 2 信長と敵対していなかった日蓮宗寺院
第四章 信長と京都の深い溝
 1 足利義昭と再上洛した信長
 2 義昭の謀叛と上京焼き討ち
終 章 信長、京都に死す

略年表
参考文献/あとがき/文庫版あとがき

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○ブクログ
○『歴史街道』(2021年2月号)「特集をもっと知るための本」
○『中外日報』(2020年12月18日号)「中外図書室」
○『京都新聞』(2020年11月22日号)「おすすめ文庫」

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法藏館

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河内将芳『室町時代の祇園祭』
Gion festival of the Muromachi period
法藏館
2020年7月、1~248
ISBN-13: 978-4831862631

今もなお人びとの注目を集める京都祇園祭。その長い歴史のなかで、最も盛大であった室町期の祇園祭(祇園会)に注目し、公武の権力者が京都に併存した室町期ならではの特徴を解き明かす。
さらに室町期の息吹を現代に伝える山口と津和野の祇園会と、その一方で室町期に行われながらも今は失われてしまった南都祇園会にも言及。
京都祇園祭の歴史上、最も盛大であった室町期の祇園祭(祇園会)に注目し、公武権力が京都に併存した室町期ならではの特徴を解明。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一章 室町時代の神輿渡御
 1 神輿と御旅所
 2 神幸路と駕輿丁
第二章 室町時代の風流と山鉾巡行
 1 風流
 2 山鉾巡行
第三章 祇園祭と室町時代の武家・公家
 1 武家の祇園会見物
 2 公家の祇園会見物
第四章 伝えられた室町時代の祇園会
 1 山口祇園会、津和野祇園会
 2 南都祇園会
おわりに
関係略年表/【参考文献】・【図版出典一覧】/あとがき

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『月刊京都』(2021年7月号)「BOOKS」
○『静岡新聞』(2021年2月21日号)「ミニ評」
○『仏教タイムス』(2021年1月14日号)「書評」
○『日本歴史』827号(2021年1月)「新刊寸描」
○読書人WEB(2020年9月4日、松田俊介氏)
○『図書新聞』3472号(2020年11月21日号)「書評」(佐藤弘隆氏)
○こんな本、あります。 No.83『室町時代の祇園祭』(2020年10月30日)(京都府立図書館)
○『中部経済新聞』(2020年10月10日号)「新刊紹介」
○『中国新聞セレクト』(2020年10月7日号)
○『京都新聞』(2020年10月4日号)
○『山梨日日新聞』(2020年10月4日号)
○『山形新聞』(2020年9月27日号)「新刊紹介」
○『週刊京都民報』(2020年9月27日号)「書評」(山田徹氏)
○『琉球新報』(2020年9月23日号)「新刊紹介」
○『東奥日報』(2020年9月21日号)「新刊紹介」
○『熊本日日新聞』(2020年9月20日号)「新刊レビュー」
○『信濃毎日新聞』(2020年9月19日号)
○『朝日新聞』(2020年9月17日号・夕刊)「単眼・複眼」(久保智祥氏)
○『福島民報』(2020年9月12日号)
○『中外日報』(2020年9月4日号)「中外図書室」
○『週刊読書人』(2020年9月4日号)「今週の書評」(松田俊介氏)
○『京都新聞』(2020年7月30日号)「室町期の巡行に迫る」(日山正紀氏)

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河内将芳『戦国仏教と京都―法華宗・日蓮宗を中心に―
Buddhism and the capitai of Kyoto in Sengoku period Japan:The Hokke and Nichiren Sects
法藏館
2019年9月、1~392
ISBN-13: 978-4831862525

延暦寺との間で起きた天文法華の乱に敗れ、京都を追い出された法華宗(日蓮宗)は、なぜ再び京都で勢力を拡大することができたのか。復興の過程で、織田信長、豊臣秀吉や朝廷といった公武の権力者、そしてかつて対立した延暦寺をはじめとする顕密寺社とどのような関係を築くに至ったのか。当時の文献史料から、同宗がたどった変化の軌跡を読み解き、「戦国仏教」としての法華宗(日蓮宗)の特質を探ります。(出版社の紹介文)

目次



Ⅰ 師僧と檀徒
 第一章 戦国期・近世初頭における本阿弥一類の法華信仰
  補論 近衛家「奥御所」の臨終
 第二章 戦国末期畿内における一法華宗僧の動向
 第三章 「法華宗の宗徒」松永久秀
Ⅱ 寺地と京都
 第一章 天文法華の乱後、法華宗京都還住に関する考察
 第二章 中世本能寺の寺地と立地について
  補論 中世本能寺の弘通所敷地について
 第三章 中世妙顕寺の寺地と立地について
  補論 荒木村重女房衆と妙顕寺の「ひろ籠」
Ⅲ 勧進と経済
 第一章 「天正四年の洛中勧進」再考
 第二章 勧進と法華宗
 第三章 「洛中勧進記録」について
Ⅳ 東山大仏と京都
 第一章 東山大仏の歴史的意義
 第二章 東山大仏と豊臣政権期の京都
 第三章 東山大仏千僧会の開始と「宗」「寺」
付 論 新多武峯と大織冠遷座について
  補論 藤井学著『法華文化の展開』『法華宗と町衆』について


書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『中外日報』2022年2月16日号「中外日報宗教文化講座「法華経の行者に学ぶ」
○『中外日報』2022年1月7日号(武田智彦氏)
○『京都新聞』2021年4月15日号(日山正紀氏)
○『京都新聞』2020年11月12日号「宗教をガクモンする」(日山正紀氏)
○『史学雑誌』129編7号(2020年7月号)「書評」(長崎健吾氏)
○『日本歴史』868号(2020年9月号)「書評」(伊藤真昭氏)
○『中外日報』本・産業、2020年5月11日
○『仏教タイムス』今年の三冊、2019年12月12日掲載
○『興風』31号、2019年12月
○『教誌 正法』160号、出版ニュース・書評、2020年1月1日
○『文化時報』最新情報、2019年10月19日

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河内将芳『信長と京都 宿所の変遷からみる
淡交社
2018年11月、1~168
ISBN 978-4-473-04277-4

織田信長は永禄11年(1568)、足利義昭を奉じて上洛します。これは有名な事柄ですが、その後、信長は京都を拠点に指揮をとっていた訳ではなく、岐阜、あるいは安土に往復し、むしろ京都に滞在していた期間は比較的限られています。しかも、京都に来るたびに、その宿所は点々としていました。本書では、『信長公記』など編纂物の史料には極力頼らず、公家の日記などの当時の史料を通して信長の宿所を丁寧に追うことによって、京都という都市と信長との関係性を考察します。必要以上に京都と関わりを持とうとしなかった信長の姿が浮き彫りになってきます。(出版社の紹介文)

目次

プロローグー京都のなかの信長の足跡ー
第一章 「武家御用」の時代 
 Ⅰ 「武家」足利義昭のために
 Ⅱ 京都と元亀争乱
第二章 「禁中守護」の時代
 Ⅰ 「禁中」を守護する右大将
 Ⅱ 京都と安土の往復
エピローグー天正十年、信長最後の上洛と「京都の儀」

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『日本歴史』852号(2019年5月号)「新刊寸描」
○『中外日報』(2019年3月1日号)「中外図書室」
○『京都新聞』(2019年1月19日号)「滞在長くても3ヶ月、公家との対面なし 信長はん 京都ぎらい?」(日山正紀氏)
○『月刊京都』811号(2019年2月号)「BOOKS」
○『週刊 京都民報』(2018年12月23日号)「書評」(山田邦和氏)
○『読売新聞 夕刊』(2018年12月10日号)「新刊ワールド」
○『コミック乱ツインズ』(2018年12月号)「Book」

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河内将芳『戦国京都の大路小路』
戎光祥出版
2017 年8月1~106
ISBN 978-4-86403-258-2

平安京の衰退、長きにわたる応仁の乱により、失われていった大路・小路。一方、「上京」・「下京」の成立や、大路・小路から「通」への変化など、現代につながる新たな動きが。次々に変化していく“首都“京都を、信長や秀吉たちはどのように支配したのか。(出版社の紹介文)

目次

プロローグ-『日本教会史』に記された戦国の京都-
第一部 戦国時代の都市・京都
 第一章 城塞都市・京都
 第二章 大路・小路から通へ  
第二部 惣構のなかの竪小路・横小路
 第一章 南北をつらぬく竪小路
 第二章 東西に延びる横小路
エピローグ-秀吉の京都改造と道路-
 
書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
◯『中外日報』(2017年11月3日号)「中外図書室」
◯『週刊京都報』(2017年9月24日号)「書評」(中西裕樹氏)
◯『京都新聞 夕刊』(2017年9月11日号)「洛中洛外」(芦田恭彦氏)
◯『月刊京都』2017年10月号「BOOKS」

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河内将芳『落日の豊臣政権-秀吉の憂鬱、不穏な京都-
吉川弘文館
2016年2月
ISBN 978-4-642-05818-6 

戦国乱世を終結させ、泰平な時代の訪れを世につげた豊臣政権の誕生に、人びとの期待は高まった。一方で、対外戦争・後継者問題・天変地異などによる政情不安から、京都では不穏な事件が噴出した。秀吉の権力全盛期、絢爛豪華な桃山文化に象徴される文禄年間の治世とはいかなるものだったのか。当時の京都にくらす人びとの視線で社会の実相を描く。(出版社の紹介文)

目次

秀吉政権崩壊の序曲と京都-プロローグ-
不均衡な経済政策
  金くばり
  ならかし
不穏な京の町
  喧嘩
  辻切り・盗賊
影を落とす後継者問題
  声聞師払い
  狐狩り
天変地異と政権の動揺
  恠異
  大地震
京都の人びとがみつめた秀吉の時代-エピローグ-

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
「秀吉、家康、政宗が直面した大地震」(日経BizGate 2017年9月1日)
「後継者選び、秀吉の計算と誤算」(日経BizGate 2017年7月8日)
○『毎日新聞 朝刊』(2016年9月14日号)「奈良版」(皆木成実氏)
○『日本歴史』819号(2016年8月)「新刊寸描」
○ダ・ヴィンチニュース(いのうえゆきひろ氏)2016年4月26日

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河内将芳『絵画史料が語る祇園祭-戦国期祇園祭礼の諸様相-
淡交社
2015年7月
ISBN 978-4-473-04037-4 
               
数多くある洛中洛外図屏風のうち現存最古といわれる「歴博甲本洛中洛外図屏風」(国立歴史民俗博物館蔵)、また国宝に指定されている「上杉本洛中洛外図屏風」(米沢市上杉博物館蔵)、また「日吉山王・祇園祭礼図屏風」(サントリー美術館蔵)の三点の屏風は、描かれている内容がとりわけ文献史料と重なる点が多い絵画史料です。本書は、その三点の絵画史料から祇園祭礼部分の拡大写真を大きく載せ、それを文献史料と照らし合わせて解説し、戦国時代の祇園祭の様相に迫ろうとするものです。(出版社の紹介文)

目次

はじめに-変化する祭-
第一章 神輿渡御
 1 史料のなかの神輿渡御
 2 描かれた神輿渡御
第二章  山鉾巡行
 1 史料のなかの山鉾巡行
 2 描かれた山鉾巡行
第三章 祇園会の見物風景
 1 史料のなかの見物風景
 2 描かれた見物風景
おわりに-戦国時代の息吹-

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
「活字を楽しむ 京都・読書之森」(澤木政輝氏)(『毎日新聞』2018年10月28日号)
○「特集1:近畿の年中行事を知る本」(村上紀夫氏)(『法蔵館書店ニュース7月』、2017年7月)
「文献案内」(金子拓氏)(『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』72号、 2016年1月)
○「関連図書の紹介」(『京のまつり研究会ニュースレター』18号、 2015年12月)
○「京日記」(箕浦成克氏)(『京都新聞 朝刊』2015年7月22日号)
○「歴史」(渡部裕明氏)(『産経新聞 朝刊』2015年7月21日号)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

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河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』
吉川弘文館
2014年3月
ISBN978-4-642-08101-6

織田信長が上杉謙信に贈ったという『洛中洛外図屏風』。そこには上京・下京から鴨川を渡り北野まで、約450年前の京都の建物や人びとの姿が活き活きと描きこまれている。戦国時代の旅人のひとりとなり、屏風のなかの上御霊社、本能寺、祇園祭、五条橋、北野社などを、豊富な図版を交え訪ね歩く。時空を超えた京都への旅が楽しめるガイドブック。(出版社の紹介文)  

目次

『上杉本洛中洛外図屏風』を歩く-プロローグ-
Ⅰ 戦国時代の洛中を歩く
 一 惣構に囲まれた上京を歩く
 二 惣構に囲まれた下京を歩く
Ⅱ 戦国時代の洛外を歩く
 一 鴨川を渡る
 二 北野あたりをめぐる
天正三年の旅人-エピローグ-
 京都地図一覧、図版一覧

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○「書架」(上杉和央氏)(『地理』59-6、2014年6月)
○「中外図書室」「ミニ書架」(『中外日報』2014年5月9日号)
○「BOOKS 編集部おすすめの本」(『月刊 歴史街道』2014年5月号)
「書評」(中村武生氏)(『週刊 京都民報』2014年3月30日)
「読書 出版あれこれ」(『京都新聞 朝刊』2014年3月2日号)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

吉川弘文館

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河内将芳『日蓮宗と戦国京都』
淡交社
2013年7月      
ISBN 978-4-473-03882-1

京都では戦国時代に日蓮宗が教線を伸ばし、二十一ヶ寺もの本山が創建され、一時は「京中大方題目の巷」(題目=「南無妙法蓮華経」)と呼ばれました。その勢力を危険視した比叡山によって二十一本山は焼かれ、日蓮宗は一掃されてしまいます(天文法華の乱)が、6年後には洛中還住を果たします。その背景には富裕な町衆が檀越として支えていたことが窺えます。本書は、文献史学の立場から京都で日蓮宗が拡大していく姿を見、室町幕府や信長・秀吉ら権力者とどう対峙していったのかを考察します。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一章 題目の巷へ
 1  日像と大覚
 2  日蓮宗と延暦寺
 3  日蓮宗をささえた檀徒のすがた
第二章 戦国仏教へ
 1  寛正六年、文明元年という画期
 2  応仁・文明の乱後の繁昌
 3  題目の巷
第三章 天文法華の乱
 1  天文法華の乱前夜
 2  法華一揆と衆会の衆
 3  天文法華の乱
第四章 十六本山会合の成立と展開
 1  会合の成立
 2  諸寺勧進
 3  会合と安土宗論
おわりに 附 本能寺の変と秀吉の時代

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『京都新聞』2021年4月15日号(日山正紀氏)
○「新刊紹介」(小池勝也氏)(『都市史研究』第1号、2014年11月)
○「新刊紹介」(湯浅治久氏)(『史学雑誌』第123編8号、2014年8月)
○「書評」(『日蓮宗新聞』2013年9月1日号)
○「仏書 厳選18冊」(『月刊寺門興隆』2013年8月号)
○「新刊書籍」(『中外日報』2013年7月30日)
○「読書/パズル」(天野忠幸氏)(『週刊 京都民報』2013年7月28日)

出版社からの情報については、以下をご参照ください

淡交社

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

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カーリル



河内将芳『祇園祭の中世-室町・戦国期を中心に-
The Gion Festival during the Medieval Period
思文閣出版
2012年5月   
ISBN 978-4-7842-1631-4

室町期の都市京都を文字どおり代表する祭礼であった祇園祭(祇園会)を通して、中世京都を考える。
祇園会の見物という行為の検討により、その特質をうきぼりにし、さらに神輿渡御の神幸路・御旅所と都市空間との関係、戦国期の祇園祭の再興の意味や、「鬮取」の実態についても解き明かす。(出版社の紹介)

目次


Ⅰ 祇園会の見物
 第一章 室町期祇園会と公武政権 
 第二章 祇園会を見物するということ 
Ⅱ 神輿渡御・御旅所・駕輿丁
 第三章 中世の祭礼と都市空間 
 第四章 祇園会神輿駕輿丁と今宮神人
Ⅲ 再興された祇園会
 第五章 戦国期祇園会の再興と恠異 
 第六章 「戦国期の祇園祭」論
Ⅳ 山鉾巡行・風流・鬮取
 第七章 祇園会山鉾鬮取考 
 第八章 乗牛風流と鵲鉾に関する考察
 付論 南都祇園会に関する二、三の問題
終にかえて

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○「関連図書の紹介」(『京のまつり研究会ニュースレター』18号、 2015年12月)
○「新刊紹介」(辻浩和氏)(『年報 都市史研究』21号、2014年4月)
○「新刊紹介」(生駒哲郎氏)(『地方史研究』第63巻5号、2013年10月)
○「書評と紹介」(大塚活美氏)(『日本歴史』783号、2013年8月1日)
○「新刊紹介」(川嶋美貴子氏)(『文化史学』68号、2012年11月25日)
○「新刊」(『神道フォーラム』45号、2012年8月1日号)
○「〈風鐸〉 還幸祭と後祭」(武田智彦氏)(『中外日報』2012年7月26日号)
○「決断の日本史」(渡部裕明氏)(『産経新聞 朝刊』2012年7月17日号)
○「こころ」(箕浦成克氏)(『京都新聞 朝刊』2012年7月3日号)
○「読書」(川嶋將生氏)(『週刊 京都民報』2012年6月24日号)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

思文閣出版

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河内将芳『信長が見た戦国京都-城塞に囲まれた異貌の都-
洋泉社歴史新書y
2010年8月
ISBN 978-4-86248-592-2

京都といえば「千年の都」というイメージがあるが、現在の京都と豊臣政権成立以前の京都とではその姿は大きく異なっていた。
戦国時代の京都とはどのような姿をしていたのか、土地・建物・人々の暮らし・信仰・歴史的事件などから立体的・多角的にとらえる。戦国京都の面影はほとんど現存していないが、町名や通りなどはいまに通じているものが多々ある。それだけに戦国京都の姿を明らかにすることは、歴史ファンだけでなく、京都ファンにも驚きを与える。(出版社の紹介文)

目次

はじめに 「異形」の者たちの上洛
第1章 若き信長と城塞都市京都
 1  上京・下京と洛中洛外
 2  惣構に囲まれた上京・下京
第2章 自衛・自治する町と町人
 1  惣構の中の都市世界
 2  惣町・町組・町の成立
第3章 林立する日蓮宗寺院と信長
 1  惣構の一角を占める日蓮宗寺院
 2  信長と敵対していなかった日蓮宗寺院
第4章 信長と京都の深い溝
 1  足利義昭と再上洛した信長
 2  義昭の謀叛と上京焼き討ち
終 章 信長、京都に死す

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○「謎解き人物伝」(森恭彦氏)(『読売新聞 夕刊』2015年3月31日号)
○「本が好き 書評」(祐太郎さん)2012年4月6日)
○「新刊紹介」(小島道裕氏)『史学雑誌』第120編7号、2011年7月
○「新説続々 本能寺の変、黒幕は誰か?」『日本経済新聞 電子版』2010年11月8日
○「歴史図書さんぽ」(『歴史読本』2010年11月号、2010年9月24日印刷、新人物往来社)
○「解題新書」(中村彰彦氏)(『読売新聞 朝刊』2010年9月20日号)
○「新刊紹介」(『歴史群像』10月号、学研、2010年9月刊)
○「京都・読書之森」(野宮珠里氏)(『毎日新聞 朝刊 京都版』2010年9年12日号)
○「エンジョイ読書 目利きが選ぶ今週の3冊(井上章一氏)」(『日本経済新聞 夕刊』2010年9月1日号)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

洋泉社

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

CiNii
カーリル


 

河内将芳『秀吉の大仏造立』
Construction of the Great Buddha by Hideyoshi
法藏館
2008年11月
ISBN 978-4-8318-7583-9
                   
秀吉にとって大仏とは何だったのか。かつて京都には東大寺大仏殿をしのぐ巨大な大仏殿があった。建立したのは豊臣秀吉。大仏殿をめぐってくり広げられた秀吉とその政権による宗教政策を丹念に追い、「大仏」造立の真意を探る。(出版社の紹介文)

目次           

はじめに
第1章 東山大仏の出現
 1 新紫野から新大仏へ
 2 寺の名は大仏
第2章 大仏千僧会の開始
 1 秀吉の先祖供養
 2 新儀の八宗
第3章 善光寺如来の遷座
 1 大地震と夢語り
 2 新大仏から善光寺如来堂へ
第4章 大仏鎮守の建立
 1 善光寺如来の帰座と秀吉の死
 2 大仏鎮守、新八幡、豊国
おわりに

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○「謎解き京都」(田中洋史氏)(『読売新聞 夕刊』2013年5月23日号)
○「書評」(安藤 弥氏)(『新しい歴史学のために』277号、2010年10月
○「松岡正剛 本の大路小路」『京都新聞 朝刊』2010年6月3日
○「新刊紹介」(大谷めぐみ氏)『宗教民俗研究』第19号、2009年11月
○「新刊紹介」(横田光雄氏)『地方史研究』第59巻3号、339号、2009年6月
○「新刊紹介」(安藤 弥氏)『日本史研究』561号、2009年5月
○「新刊寸描」『日本歴史』732号、2009年5月
○『読売新聞 夕刊』2009年1月27日
○「新刊」(『信濃毎日新聞 朝刊』2009年1月11日号)
○「歴史図書さんぽ」(『歴史読本』2009年2月号、2008年12月24日印刷、新人物往来社)
○「中外図書室」(『中外日報』2008年12月16日号)
○「仏教・宗教関係書 今年の3冊」(松尾剛次氏)『仏教タイムス』2008年12月11日号
○「本よみうり堂 書評」(『読売新聞 朝刊』2008年11月17日号)
○『文化時報』2008年11月8日号

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

法藏館

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

CiNii
カーリル



河内将芳『祇園祭と戦国京都』
The Gion Festival in the Sengoku Kyoto
角川叢書
2007年6月
ISBN 978-4-04-702136-5

京都の夏の風物詩、祇園祭。しかし、この夏を代表する祭礼である祇園祭が、中世・戦国時代には真冬におこなわれたことがあった。また祇園祭は、一般に京都の町衆の祭、あるいは権力に抵抗する民衆の祭というイメージが広く流布しているが、それはなぜか。これらの疑問を出発点として、中世祭礼としての祇園祭の実態にせまり、戦国京都を舞台にくり広げられた、京の町衆、比叡山延暦寺などの寺社、室町幕府との関係など、祇園祭をめぐるさまざまな視角から中世社会の実相をえがく。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第1章 イメージとしての祇園祭
 1 紙芝居「祇園祭」
 2 小説『祇園祭』と映画『祇園祭』
第2章 天文2年の祇園祭
 1 天文元年~2年6月の政治状況
 2 天文2年の祇園祭
第3章 室町幕府にとっての祇園祭
 1 祇園祭の再興
 2 幕府と祇園祭
第4章 延暦寺大衆にとっての祇園祭
 1 日吉社の祭礼と祇園祭
 2 延暦寺大衆と祇園祭
第5章 神輿と山鉾の祇園祭
 1 神輿渡御
 2 山鉾巡行
おわりに

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○hontoネットストア
○「新刊寸描」『日本歴史』714号、2007年11月
○『サライ』18、2007年9月20日号、小学館
○「出版情報」『東京新聞 朝刊』2007年8月5日号
○「本よみうり堂 書評」(『読売新聞 朝刊』2007年7月30日号)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

角川学芸出版

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河内将芳『中世京都の宗教と都市』
Religion and urban life in Medieval Kyoto
思文閣出版
2006年5月
ISBN 978-4-7842-1303-0

これまで「町衆」の祭礼としてイメージされてきた中世の祇園会(祇園祭)や、「町衆」の信仰とされてきた法華信仰・法華宗など、都市社会と宗教・信仰との関係について、山門延暦寺に関する研究成果や中近世移行期統一権力の宗教政策論に即してとらえ直すことにより、その実態をあらためて問い直す。宗教を思想史的な意味ではなく、紐帯として形成された社会集団(寺院や教団など)の姿を通して、中世から近世へと移行する時期の都市社会における宗教のありかた、都市社会と宗教との関係を文献史学の方法によって考える論集。(出版社の紹介文)

目次


第1部 室町・戦国期
 第1章 室町期祇園会に関する一考察
 第2章 戦国期祇園会に関する基礎的考察
 第3章 戦国期祇園会の神輿渡御について
 第4章 戦国期祇園会と室町幕府
 第5章 戦国期祇園会の再興と『祇園会山鉾事』
 第6章 山門延暦時からみた天文法華の乱
 第7章 都市共同体と人的結合
第2部 織豊期
 第1章 山門延暦寺焼討再考序説
 第2章 安土宗論再見
 第3章 中世末期堺における法華宗寺院
 第4章 東山大仏千僧会と京都法華宗
 第5章 近世移行期の権力と教団・寺院
 第6章 豊国社の成立過程について
 第7章 天下人の「死」とその儀礼
終 宗教勢力の運動方向

書評や紹介については、以下を参照ください。

○「書評」(村山弘太郎氏)『法制史研究』57号、2008年3月30日
○「書評」(矢部健太郎氏)『織豊期研究』9号、2007年10月13日
○「書評」(三枝暁子氏)『史学雑誌』第116編6号、2007年6月20日
○『京都新聞 朝刊 読書面』 2006年7月9日号

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

思文閣出版

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

CiNii
カーリル



河内将芳『中世京都の民衆と社会』
Social system and living people in Medieval Kyoto
思文閣出版
2000年12月
ISBN 978-4-7842-1057-2

中・近世移行期京都において公文書の宛所となった自律的な社会集団の三類型、すなわち地縁結合としての町、職縁結合としての座や酒屋・土倉、信仰結合である法華一揆については、それぞれ個別に研究が蓄積されているものの、これらがバランスよく関連づけられて検討されたことはなかった。本書では、従来の共同体論・社会集団論の視角をうけつつも、各社会集団の人的結合の側面を重視し、それらが実際にいかに都市民衆のうえに表出し交差したのか、その歴史的展開を具体的に検討していく。(出版社の紹介文)

目次


第1部 職縁と流通
 第1章 酒屋・土倉の存在形態
 第2章 酒屋・土倉と商工業座の関係
 第3章 長坂口紺灰問屋佐野について
 第4章 商工業座の座法について 
 第5章 中世京都「七口」考
第2部 信仰と宗教
 第1章 柳酒屋について
 第2章 法華教団の政治的位置
 第3章 法華宗檀徒の存在形態
 第4章 法華教団の変容
 第5章 京都東山大仏千僧会について
第3部 地縁と町
 第1章 「上京地下人」と「下京地下人」
 第2章 「町衆」の風流踊
 第3章 町共有文書の保存と伝来について
 第4章 都市史料の管理をめぐって
 付論 豊臣政権下の奈良に起こった一事件


書評や紹介については、以下をご参照ください。

○「書評」(斎藤夏来氏)『織豊期研究』3号、2001年11月31日
○「書評」(早島大祐氏)『日本史研究』470号、2001年10月20日
○「新刊紹介」(藤川昌樹氏)『年報都市史研究』9号、2001年10月15日
○『年報三田中世史研究』8号、2001年10月10日、古川元也氏

出版社からの情報については、以下をご参照下さい。

思文閣出版

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

CiNii
カーリル



河内将芳『中近世移行期における都市社会史の諸相-16世紀京都を中心に-
学位論文、京都大学博士(人間・環境学)人博第65号
1999年3月23日

書籍ではありませんが、学位論文は国立国会図書館に所蔵されていますので、一応、紹介させていただきます。これを補筆・補訂して刊行したのが上記の『中世京都の民衆と社会』となります。

目次


第1部 職能的様相
 第1章 土倉・酒屋の一存在形態
 第2章 土倉・酒屋と商工業座の一関係
 第3章 長坂口紺灰問屋佐野について
 第4章 商工業座の座法について
第2部 宗教・信仰的様相
 第1章 柳酒屋について
 第2章 法華宗檀徒の存在形態
 第3章 法華教団の変容
 第4章 京都東山大仏千僧会について
第3部 地縁的様相
 第1章 「上京地下人」「下京地下人」
 第2章 「町衆」の風流「踊」
 第3章 町共有文書の保存と伝来について
 第4章 都市史料の管理をめぐって


所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

京都大学学術学術情報リポジトリ 紅