習作1(単著)

論文集やいわゆる一般書など、ひとりで書いたものを年代の新しい順番でならべています。

 




河内将芳『都市祭礼と中世京都-表象と実像-
法藏館
2024年6月、1~368
ISBN:9784831862877

〈描かれる祭礼〉と〈語り記される祭礼〉、いかに切り結ぶか――。
中世都市京都にとって、祇園会や御霊祭・稲荷祭といった祭礼にはどのような意味があったのか。
絵画史料に込められたイメージ情報(表象)と文献史料に残された記録情報(実像)。その双方を読み解き、おのおのの相違点や共通点に注意を払いつつ考察。
絵画史料と向き合うにあたっての文献史学の立場を見極め、表象と実像がいかなる関係を切り結びうるかという問題にも迫る!

目次

序にかえて

Ⅰ 戦国期祇園会のすがたをもとめて
第一章 戦国期京都の祇園会と絵画史料――初期洛中洛外図を中心に――
 はじめに
 一 全体的な描かれ方
 二 神輿渡御
 三 山鉾巡行
 おわりに
第二章 祇園少将井御旅所と神子
 はじめに
 一 少将井御旅所
 二 少将井御旅所にかかわる神子――少将井惣一職をめぐって――
 おわりに
第三章 室町・戦国期京都における公家衆・衆庶の祇園会見物について
 はじめに
 一 見物と「触穢」――室町期を中心に――
 二 「密々」と「屋上」――戦国期を中心に――
 三 絵画史料にみえる見物風景――『日吉山王・祇園祭礼図屛風』を中心に――
 おわりにかえて
第四章 足利義輝の祇園会見物について――天文十七年六月十四日をめぐって――
 はじめに
 一 「相公・少弼・細川殿御見物」
 二 天文十七年六月十四日の祇園会見物
 三 義輝は何を見物したのか
 おわりにかえて――『日吉山王・祇園祭礼図屛風』をめぐって――
補 論 祇園会霰天神山について――「永正年中」の「霰」をめぐって――

Ⅱ 室町期祇園会のすがたをもとめて
第五章 室町期祇園会における船と定鉾について――室町期祇園会のすがたをもとめて――
 はじめに
 一 室町期祇園会に関する研究史
 二 船について
 三 定鉾について
 おわりに――室町期祇園会のすがたをもとめて――
第六章 中世の山口祇園会と京都祇園会――大内氏の在京をめぐって――
 はじめに
 一 文献史料にみえる中世の山口祇園会
 二 鷺の舞と鉾
 三 鉾と山について
 おわりに
第七章 『月次祭礼図屛風(模本)』に描かれた室町期祇園会
 はじめに
 一 文献史料から知られる室町期祇園会
 二 『月次祭礼図屛風(模本)』に描かれた室町期祇園会
 おわりに

Ⅲ 御霊祭・稲荷祭の戦国期
第八章 戦国・豊臣政権期京都の御霊祭――文禄五年を中心に――
 はじめに
 一 戦国期の御霊祭
 二 文禄五年、上御霊社別当と御旅所若代の相論
 おわりにかえて
第九章 戦国期稲荷祭に関する二、三の問題――大永八年の稲荷・東福寺喧嘩をめぐって――
 はじめに
 一 法性寺と今村氏
 二 稲荷・東福寺喧嘩
 おわりに
補 論 「神輿に立つ矢」について
第十章 元亀四年の稲荷祭――「御鬮」を取る――
 はじめに
 一 元亀四年三月
 二 元亀四年四月
 おわりに

Ⅳ 都市祭礼の周縁人
第十一章 十六世紀京都の風流踊にみえる二人の人物像について――初期洛中洛外図を中心に――
 はじめに
 一 異質な二人の人物像
 二 声聞師と暮露
 おわりに
第十二章 新在家声聞師について
 一 新在家の位置
 二 新在家声聞師と大黒党
 三 左義長と鷺舞
第十三章 文禄年間の「唱門師払」について
 はじめに
 一 「唱門師払」の実態
 二 「唱門師払」と女房衆
 おわりに
補 論 文禄三年三月十三日 京都四条坊門通高倉と万里小路間之町月行事弥七・久蔵連署請文――文禄年間の「唱門師払」に関する一史料――

終にかえて

書評や紹介については、以下をご参照ください。


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河内将芳『秀吉没後の豊臣と徳川ー京都・東山大仏の変遷からたどるー
淡交社
2023年2月、1~224
ISBN 978-4-473-04530-0

〈秀吉の死から、関ヶ原合戦、大坂の陣へといたる「慶長」という時代の20年間を京都の公家や僧侶の日記などの同時代史料から再検討〉
〈京都東山に造立された大仏(大仏殿と本尊)の変遷を追うことでうきぼりとなる、豊臣と徳川との関係〉
20年続いた慶長年間(1596〜1615)は、豊臣政権から徳川政権へ移行した時期で、日本史上のターニングポイントといえる時 代です。この時代は、関ヶ原合戦から大坂の陣へ至る「戦間期」ととらえられたり、自由であった民衆の世界が強化される封 建制のなかに閉ざされていく時代ととらえられることがありました。しかし、同時代の史料(公家や僧侶の日記など)からは そうしたことは読み取れず、むしろ過ぎ去ろうとしない戦国の記憶、秀吉の治世のレガシーへの拒否感、その被害を最小限に 抑えてくれるかもしれない徳川への期待などが垣間見えます。あえて武家側からの視点とは距離をおき、京都東山に造立され た大仏(大仏殿と本尊)の変遷を座標に据えて、慶長時代を再検討します。
【豊臣氏と徳川氏。定番のイメージに疑問を抱く、賢明なる歴史愛好の読者諸氏に向けて送る、慶長時代再考。】(出版社の紹介文)

目次

はじめに-秀吉の死-
第一章 「関東と京都の御弓箭」としての関ヶ原合戦
 1 秀吉没後
 2 京都からみた関ヶ原合戦
第二章 豊国臨時祭と大仏
 1 失われゆく大仏
 2 豊国臨時祭
第三章 「関東と京都の御弓箭」続編としての大坂の陣
 1 失われた大仏をもとめて
 2 京都からみた大坂の陣
おわりに-大仏は残った-

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○『興風』35号(2023年12月)「書籍紹介」
○『日本歴史』904号(2023年9月号)「新刊寸描」
○『中外日報』2023年4月21日号「本・産業」
○『中外日報』2023年4月14日号「中外図書室」
○『週刊 京都民報』2023年3月26日号「書評」(林晃弘氏)
○京都新聞THE KYOTO「醍醐寺座主はみた関ケ原前哨戦の顛末 幻の伏見山城研究#3」(2023年3月24日)
○読書メーター
○ブクログ

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

淡交社

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CiNi i
カーリル
            



河内将芳『大政所と北政所ー関白の母や妻の称号はなぜ二人の代名詞になったかー
戎光祥出版
2022年3月、1~202
ISBN 978-4-86403-420-3

「大閤様御先祖」に位置づけられようとした大政所、関白にならび国政レベルのことがらにも関与した北政所。
豊臣秀吉とその政権には両者をはじめ女性がかなりのウエートを占めており、それ以前、それ以後の政権との大きな違いである。
なぜそのような違いが生まれたのか?そしてそれぞれ摂政・関白の母・正妻の称号である「大政所」「北政所」は、なぜ彼女たちの代名詞になったのか?諸史料を精査し、大政所や北政所が母や妻という立場を超えて秀吉政権に重きをなした理由に迫る。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一部 秀吉の母・大政所
 第一章 大政所の登場
 第二章 大政所の病
第二部 「太閤様御先祖」と大政所
 第一章 大政所の死
 第二章 太閤様御先祖からはずれていく大政所
第三部 秀吉の妻・北政所 
 第一章 北政所と秀吉、そして婦人たち
 第二章 北政所と羽柴・豊臣家
第四部 関白不在のなかの北政所
 第一章 秀次の死
 第二章 秀吉の死とその後
おわりに

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○「新刊寸描」『日本歴史』893号、2022年10月号
○『中外日報』オンライン、2022年9月29日
○「中外図書室」『中外日報』2022年9月16日号
○読書メーター
○ブクログ

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戎光祥出版
読みどころ

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CiNi i
カーリル




河内将芳『改訂 祇園祭と戦国京都』(法蔵館文庫)
法蔵館
2021年7月、1~280
ISBN 9784831826244

祇園祭が年2回、そして冬に行われた時代があった!?
先行するイメージを問い直し、複雑なその実像に迫る――。
紙芝居や小説・映画を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」というイメージは、はたして実態に合うものなのか。
紙芝居など創作物の題材である戦国期の祇園祭(祇園会)にスポットを当て、室町幕府や延暦寺との関係、そして神輿渡御・山鉾巡行を担う都市民の姿、乱世の煽りを受けて式日が混乱を極めていく様子を、当時の政情や政教関係を踏まえて描く。
イメージと史実を比較し、中世都市祭礼たる祇園祭のリアルに迫った労作。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一章 イメージとしての祇園祭
 1 紙芝居「祇園祭」
 2 小説『祇園祭』と映画『祇園祭』
第二章 天文二年の祇園祭
 1 天文元年~二年六月の政治状況
 2 天文二年の祇園祭
第三章 室町幕府にとっての祇園祭
 1 祇園祭の再興
 2 幕府と祇園祭
第四章 延暦寺大衆にとっての祇園祭
 1 日吉社の祭礼と祇園祭
 2 延暦寺大衆と祇園祭
第五章 神輿と山鉾の祇園祭
 1 神輿渡御
 2 山鉾巡行
おわりに

関連略年表/図版出典一覧/あとがき/文庫版あとがき

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○ブクログ
○「べんがら格子のむこうから」(日山正紀氏)(『京都新聞』2021年8月19日号)

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法藏館

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カーリル




河内将芳『信長が見た戦国京都 城塞に囲まれた異貌の都』 (法蔵館文庫)
法藏館
2020年9月、1~240
SBN-13 : 978-4831826145

戦火による都市の縮小、治安悪化にともない横行する犯罪と頻発する喧嘩、惣構を設け「城塞」と化した都市で自衛・自治する町人。上洛した信長が見た京都は、応仁・文明の乱と幾度の政争を経て、かつてとまったく異なる姿に変貌していた。
同時代史料から、「町」が社会集団として成熟していくさまや、戦国期京都が辿った激動の軌跡を尋ね、都市民らの視線を通して信長と京都の関係を捉え直した斬新な戦国都市論。(出版社の紹介文)

目次

はじめに 「異形」の者たちの上洛
第一章 若き信長と城塞都市京都
 1 上京・下京と洛中洛外
 2 惣構に囲まれた上京・下京
第二章 自衛・自治する町と町人
 1 惣構の中の都市世界
 2 惣町・町組・町の成立
第三章 林立する日蓮宗寺院と信長
 1 惣構の一角を占める日蓮宗寺院
 2 信長と敵対していなかった日蓮宗寺院
第四章 信長と京都の深い溝
 1 足利義昭と再上洛した信長
 2 義昭の謀叛と上京焼き討ち
終 章 信長、京都に死す

略年表
参考文献/あとがき/文庫版あとがき

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○ブクログ
○『歴史街道』(2021年2月号)「特集をもっと知るための本」
○『中外日報』(2020年12月18日号)「中外図書室」
○『京都新聞』(2020年11月22日号)「おすすめ文庫」

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

法藏館

所蔵図書館・書誌情報については、以下をご参照ください。

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カーリル




河内将芳『室町時代の祇園祭』
Gion festival of the Muromachi period
法藏館
2020年7月、1~248
ISBN-13: 978-4831862631

今もなお人びとの注目を集める京都祇園祭。その長い歴史のなかで、最も盛大であった室町期の祇園祭(祇園会)に注目し、公武の権力者が京都に併存した室町期ならではの特徴を解き明かす。
さらに室町期の息吹を現代に伝える山口と津和野の祇園会と、その一方で室町期に行われながらも今は失われてしまった南都祇園会にも言及。
京都祇園祭の歴史上、最も盛大であった室町期の祇園祭(祇園会)に注目し、公武権力が京都に併存した室町期ならではの特徴を解明。(出版社の紹介文)

目次

はじめに
第一章 室町時代の神輿渡御
 1 神輿と御旅所
 2 神幸路と駕輿丁
第二章 室町時代の風流と山鉾巡行
 1 風流
 2 山鉾巡行
第三章 祇園祭と室町時代の武家・公家
 1 武家の祇園会見物
 2 公家の祇園会見物
第四章 伝えられた室町時代の祇園会
 1 山口祇園会、津和野祇園会
 2 南都祇園会
おわりに
関係略年表/【参考文献】・【図版出典一覧】/あとがき

書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『週刊京都民報』(2023年8月6日号)「論壇・オピニオン 祇園祭 休み山「布袋山」の歴史」
○『週刊京都民報』(2023年7月16日号)「祇園祭「布袋山」の歴史を解説」
○『毎日新聞』(2023年6月26日号)「京都 読書之森」(南陽子氏)
○『月刊京都』(2021年7月号)「BOOKS」
○『静岡新聞』(2021年2月21日号)「ミニ評」
○『仏教タイムス』(2021年1月14日号)「書評」
○『日本歴史』827号(2021年1月)「新刊寸描」
○読書人WEB(2020年9月4日、松田俊介氏)
○『図書新聞』3472号(2020年11月21日号)「書評」(佐藤弘隆氏)
○こんな本、あります。 No.83『室町時代の祇園祭』(2020年10月30日)(京都府立図書館)
○『中部経済新聞』(2020年10月10日号)「新刊紹介」
○『中国新聞セレクト』(2020年10月7日号)
○『京都新聞』(2020年10月4日号)
○『山梨日日新聞』(2020年10月4日号)
○『山形新聞』(2020年9月27日号)「新刊紹介」
○『週刊京都民報』(2020年9月27日号)「書評」(山田徹氏)
○『琉球新報』(2020年9月23日号)「新刊紹介」
○『東奥日報』(2020年9月21日号)「新刊紹介」
○『熊本日日新聞』(2020年9月20日号)「新刊レビュー」
○『信濃毎日新聞』(2020年9月19日号)
○『朝日新聞』(2020年9月17日号・夕刊)「単眼・複眼」(久保智祥氏)
○『福島民報』(2020年9月12日号)
○『中外日報』(2020年9月4日号)「中外図書室」
○『週刊読書人』(2020年9月4日号)「今週の書評」(松田俊介氏)
○『京都新聞』(2020年7月30日号)「室町期の巡行に迫る」(日山正紀氏)

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

法藏館
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河内将芳『戦国仏教と京都―法華宗・日蓮宗を中心に―
Buddhism and the capitai of Kyoto in Sengoku period Japan:The Hokke and Nichiren Sects
法藏館
2019年9月、1~392
ISBN-13: 978-4831862525

延暦寺との間で起きた天文法華の乱に敗れ、京都を追い出された法華宗(日蓮宗)は、なぜ再び京都で勢力を拡大することができたのか。復興の過程で、織田信長、豊臣秀吉や朝廷といった公武の権力者、そしてかつて対立した延暦寺をはじめとする顕密寺社とどのような関係を築くに至ったのか。当時の文献史料から、同宗がたどった変化の軌跡を読み解き、「戦国仏教」としての法華宗(日蓮宗)の特質を探ります。(出版社の紹介文)

目次



Ⅰ 師僧と檀徒
 第一章 戦国期・近世初頭における本阿弥一類の法華信仰
  補論 近衛家「奥御所」の臨終
 第二章 戦国末期畿内における一法華宗僧の動向
 第三章 「法華宗の宗徒」松永久秀
Ⅱ 寺地と京都
 第一章 天文法華の乱後、法華宗京都還住に関する考察
 第二章 中世本能寺の寺地と立地について
  補論 中世本能寺の弘通所敷地について
 第三章 中世妙顕寺の寺地と立地について
  補論 荒木村重女房衆と妙顕寺の「ひろ籠」
Ⅲ 勧進と経済
 第一章 「天正四年の洛中勧進」再考
 第二章 勧進と法華宗
 第三章 「洛中勧進記録」について
Ⅳ 東山大仏と京都
 第一章 東山大仏の歴史的意義
 第二章 東山大仏と豊臣政権期の京都
 第三章 東山大仏千僧会の開始と「宗」「寺」
付 論 新多武峯と大織冠遷座について
  補論 藤井学著『法華文化の展開』『法華宗と町衆』について


書評や紹介については、以下をご参照ください。

○読書メーター
○『中外日報』2022年2月16日号「中外日報宗教文化講座「法華経の行者に学ぶ」
○『中外日報』2022年1月7日号(武田智彦氏)
○『京都新聞』2021年4月15日号(日山正紀氏)
○『京都新聞』2020年11月12日号「宗教をガクモンする」(日山正紀氏)
○『史学雑誌』129編7号(2020年7月号)「書評」(長崎健吾氏)
○『日本歴史』868号(2020年9月号)「書評」(伊藤真昭氏)
○『中外日報』本・産業、2020年5月11日
○『仏教タイムス』今年の三冊、2019年12月12日掲載
○『興風』31号、2019年12月
○『教誌 正法』160号、出版ニュース・書評、2020年1月1日
○『文化時報』最新情報、2019年10月19日

出版社からの情報については、以下をご参照ください。

法藏館

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河内将芳『信長と京都 宿所の変遷からみる
淡交社
2018年11月、1~168
ISBN 978-4-473-04277-4

織田信長は永禄11年(1568)、足利義昭を奉じて上洛します。これは有名な事柄ですが、その後、信長は京都を拠点に指揮をとっていた訳ではなく、岐阜、あるいは安土に往復し、むしろ京都に滞在していた期間は比較的限られています。しかも、京都に来るたびに、その宿所は点々としていました。本書では、『信長公記』など編纂物の史料には極力頼らず、公家の日記などの当時の史料を通して信長の宿所を丁寧に追うことによって、京都という都市と信長との関係性を考察します。必要以上に京都と関わりを持とうとしなかった信長の姿が浮き彫りになってきます。(出版社の紹介文)

目次

プロローグー京都のなかの信長の足跡ー
第一章 「武家御用」の時代 
 Ⅰ 「武家」足利義昭のために
 Ⅱ 京都と