三重県東紀州紀北の地で授業を追及する教師の会である
紀北作文の会
紀北作文の会紹介
『紀北作文の会』は、昭和29年に発足した自主的な教育研
究サークルです。子どもの現実を見つめ、実態を分析し、教
育のあり方を討論してきました。『政党・派閥・権力』に影
響されることなく、真理真実を追求し、理論と実践を積み重
ねました。昭和36年12月、『第6回東海作文教育研究協
議会』が、尾鷲小学校で開催されました。大会テーマ『認識
と表現が統一される実践と理論をうち立てよう』は、平成の
時代でも最先端の研究テーマです。その後、紀北民教連の一
員として活動をはじめ、紀北作文の会は発展的に解消しまし
た。平成の時代になって、子どもの現実を豊かにしたいと願
う数名の教師達が、かつての『紀北作文の会』の精神を受け
継ぎたいと集まりました。次の3つの課題を追求していくこ
とを確かめ合いました。
・子どもの現実から出発する。
・子どもの現実を変革する。
・子どもの主体性を育てる。
熱意のある先輩方に支えられて多くのことを学びました。毎月
の例会に加え、季節季節の合宿、少ない人数でしたが、明け方
まで議論をしたこともたびたびでした。現在は、『紀北作文の
会』の精神を受け継いだ教師達が、孤軍奮闘している状況です。
子どもの幸せを願う良心的教師達のために、ほんの少しでも参
考になればと思っています。
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