《3号 1985,4,10》 ホームへ


子ども達の多くは、『書くことがない』といいます。私は、『そうか、じゃあ、書くことを見つけよう。』といいます。
『ないものはないんじゃい。』、子ども達は、しぶとく抵抗します。そんな時、あせらず、かまえましょう。書くこ
とは、とてもしんどいことなのです。面倒くさいことなのです。できるだけ『しんどいことはしたくない』と考えて
いる子ども達にとっては、『日記』は、敵なのです。しかし、『昨日の敵は、今日の友』というように、もしかす
ると、子どもと日記が、とても仲の良い親友になることもあるのです。それを信じて、『あせらす、あわてず』
がんばりましょう。いつも、思います。『書くことがなにもない1日』、つまらない、面白くない1日だろうと。
『書きたいこと』、『話したいこと』が、いっぱいある1日だといいね。もしかすると、毎日の生活の中に、とても
大事な『書くべきこと』が、あるのではないでしょうか。気づいていないだけかもしれません。子ども達に、大
事なこと、面白いこと、書くべきことをみつけさせてやるのが、私達、大人の仕事ですね。
【9・10ページ】日記を2つ掲載
・梶賀トンネルをとおったこと ・ゲームをしていたときのこと
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