《1号 1985,4,4》 ホームへ


なんと古いプリントでしょう。これは、『ガリ板』と『鉄筆』で『原紙』に書いて作りました。現在では、幻の
教育用具です。私が新任教員になった時、父親がこの道具を買ってくれました。学級通信を『けるん』
とした思いは・・・・・・。『道標』、『みちしるべ』のことです。山登りをしていましたので、この名前を好ん
でつけます。『みちしるべになる通信』なんて、おおげさです。自分のしてきたことを記録として残したい
という思いで通信を出しました。自分がどの道を通って、『ここ』に来たのかをしらないと、新しい活動は
うまくいきません。話は変わりますが、子ども達は『クイズ』が好きです。さまざまな考えがあるとおもい
ますが、私はこう思っています。子ども達は、『未知との遭遇』を求めている。知らないことに出会うの
が楽しみなのだ。できるなら、出会った未知なるものが、子どもの思考をおおいに引き出すことを希望
します。4月5日、教室は担任の秘密を解き明かすため、わいわいがやがやとすさまじい騒音につつま
れたことを報告しておきます。通信1号の最初で、まず、ほめる。子どもも大人も同じです。自分の悪口
を言う人間は、嫌いです。嫌いな人間の言うことは、『聞きたくない』でしょう。一番初めに3つ、ほめまし
た。『おべっか』や『おだて』は、いけません。ほめられることをさがしておきましょう。まず、自分を紹介し
ました。なるべく、『ああでもない、こうでもない』とワイワイガヤガヤ言い合えることをクイズにしました。
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