お箸作り教室


熊野で育ったスギ・ヒノキを使ってお箸作り教室をしています。
誰にでも作れますので、一緒に作ってみませんか。

料金 1,500円(お一人様)

場所 三重県南牟婁郡御浜町中立400番地 古野喜也自宅 

※2名以上で事前に予約をお願いします。
 一組のお箸を作るのに、平均2・3時間くらいかかります。

杉と桧は、昔から建築材料として使われてきました。熊野には、杉・桧を使った住宅が100年経った今でも残っています。家にすれば100年以上建っているような熊野の木でお箸を作る。そういう木でお箸を作りながら、杉・桧の良さを体で感じてもらえたらと思っています。

使わないといけない杉・桧がたくさんあり、杉・桧を使うことが環境問題においてもすごく大切なこと。自然災害・水不足・杉や桧の花粉・山や川や海の生き物や人にもこの杉・桧がすごく関係しています。そういう意味では、究極のマイ箸かな?熊野の杉と桧の良さを伝えたい。他にも、食べる喜び・物を作る喜び・物を大切にする気持ちなどたくさん感じて欲しいです。

ゆっくりと時間をかけて木を削ると木の性質がすごく伝わってきます。木は厳しい自然の中で、じ~っと黙って色んな事に耐えて大きくなります。そうして育った木を大切に使いたい。そして、物を作る喜びと物を大切にする気持ちを感じてもらいたい。それを感じるためには、大切にしたいと思うお箸を作らないといけません。

時間をかけてゆっくり作ると気に入ったお箸が作れます。そうして作られたお箸は、とてもかわいいです。杉・桧を使いたいという人がたくさん増えることを願って、時間はかかりますがそんな想いでお箸作り教室をしています。ご飯もおいしく食べられますよ。

 

 

お箸の作り方

私のお箸の作り方は、木を選ぶところから。
まず、スギかヒノキか、その中から自分の好きな木を選んでもらい、自分の手に合った長さに切ります。
道具は、ノミとペーパーと電気ペン。
木をよ~く見て、いそがずあわてずゆっくりとノミを使って削ります。
木を見ていると不思議とどこを削るのか教えてくれます。(木と会話している感じ。)
そしてペーパーを使いながら形を整えます。
この繰り返しでお箸が完成します。
完成したお箸に、電気ペンを使い自分の名前や絵を焼き付けます。
最後は、お箸にオイルを塗って完成。


出張お箸作り教室

人数が集まれば出張します。詳しい事は、お問い合せ下さい。                      5名~30名くらいまで(人数の多い時は、お箸作り体験になります。)

これまでに、企業の研修・各種イベント・PTA行事・技術習得講習などで呼んで頂きました。