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8月15日(金) Leg6 Trang 〜 Phuket 総距離・345.50Km ゴールいよいよ最終日。本日も二駆で走り切れるか不安を抱えたままのスタートとなった。情報によると、最終のSS5はドライコンディションだとハイスピード、雨だと超スリッピーなコースと言われていたが、結局 快晴でハイスピードでの戦いとなった。 SSをスタートして1.7kmには大きな池があり、そこでは池から流れ出る部分の川渡りが設定されている。昨夜考えた作戦は、川渡り部分だけ四駆を入れて走り抜けることにした。 SS5のスタートまで約48kmの移動、その後 最終SSは57.24km、距離は短いが、毎年最終SSで何かが起こる。スタートしてすぐに、池が現れた。水際で先行車が完全に埋もれ、スタックしている。できるだけ水辺を走らずに川渡り部分まで走行し、いったん止まり4駆に入れる。ハンドルを切らないようにまっすぐ走るが、フロントのデファレンシャルあたりから、ガツンガツンという音とともにハンドルまでショックがくる。丁寧に川渡りをすませ、二駆に入れなおし時間をとり戻すためスピードをあげる。 やはりあとは、固いフラットダートのハイスピードのセクションであった。ドライバー・ナビともに全力を出し最終SSも無事ゴール。サービスエリアで、青木琢磨選手、チーム・トライアングルなどと合流、近くの小学校の子供たちと記念撮影をし、完走を称えあった。今大会最終ゴール地 プーケットまでは240kmという長いリエゾンが残っているため、あまりゆっくりもできず再スタート。 あの津波の被害から急速に復興しているプーケットに到着。日差しが強く、非常に暑い。 今年も、四駆にならないと言う大きなトラブルを抱えながらも、完走したものだけが通ることのできるゴールゲートをくぐることができた。 「リタイアしても仕方ないようなトラブルを抱えても、必ずゴールゲートに笑顔で立っている」という伝説を守ることができた。 オフィシャルホテルがショッピングモールに併設されており、ゴール後 そのショッピングモールの中央広場にあきんど号を含め4〜5台のラリーカーが展示され、地元の人々、観光客の注目の的であった。
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