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☆ダークと春の花々☆

今年もダークの予防注射の日が巡ってきました。日本で犬を飼う限りは、年1回の犬の登録と狂犬病の予防注射は避けては通れません。例年私は注射と同時に獣医さんより、フィラリアの飲み薬と、マダニ、ノミ、寄生虫の予防薬・フロントラインを1年分(8回分)購入しています。しかし昨年から、フィラリアの予防薬に代わって注射が登場しました。これだと毎月薬を飲ませる手間が省けるのと、事前の血液検査はしなくていいのでとても楽そうです。値段は注射のほうが少し高いのですが、血液検査料金を差し引くと、そんなに大差はありません。故に今年からは注射をすることにしました。しかしフィラリアの注射と狂犬病の予防注射は、同じ日に出来ないので(犬への負担が大きい)、狂犬病の予防注射は津市が指定する場所に出向いて受けなければなりません。幸いその場所は我が家から歩いて2〜3分の距離にあるのでとてもラッキーです。今年はその日が4月23日になっています。フィラリアの予防注射は消費税アップの関係で(医院よりお知らせが届いて)、すでに3月末日に済ませています。

    

ダークはこの5月20日で満12歳になります。人間の年齢だと64歳です。来年の誕生日にはついに私と同年齢になります。犬は1年で4歳も年を取るので、すぐに私に追いついてしまいます。最近のダークはトンと白髪が目立ち始め、背中や顔の周りは以前と比べて随分と白くなりました。動作も少しゆったりとなり、落ち着いた感じで散歩をするようになりました。しかし人間と一緒で?年とともにだんだんと強情になってきたようです。3は自分の散歩したい方向へ、私を導こうと立ち止まった所です。4はそれにも負けず私が引綱をひくと、強引に抵抗を示すダークです。5は「わかった、今回はあんたの好きな道を行こうね」と、言うととてもいい顔になるダークです。しかし毎回そうはいきません。「あんたは飼い犬。私が飼い主!」と大声で叫び、手をバツ印の形で交差すると、ダークは仕方なくすごすごと私の後についてきます。

    

ダークの散歩道の途中には“三重県林業研究所”があります。中は展示館や樹木図鑑園、芝生広場等が整備されていて、ダークの格好の遊び場になっています。時間に余裕がある時は、そこで何時も思いっきり遊ばせることにしています。故にその道に来ると、いつも1のように引綱を引っ張ります。そこで「今日は遊ぼうね」と引綱の手を離すと、その綱を口にくわえて一目散に芝生広場をめがけて突っ走っていきます。以前は引綱を外して遊ばせていました。しかし帰り際になって呼び寄せたところ、傍には寄ってくるのですが、なかなか私に捕まらせようとはしませんでした。きっと遊びが面白くて、もっと居たいと思ったのかもしれません。でも毎回これでは私が困ってしまいます。で、以後は引綱を付けたまま離し、近くに寄ってきたところを素早く引綱をつかんで捕まえるようにしています。と言うわけで、ダークは4の写真のように何時も引綱を付けたまま走り回っているのです。5は我が家で定位置に座っているダークです。 

    

ダークはこの芝生広場でボール遊びをするのが大好きです。今日は時間に余裕があるなと思った日は、ボールとおやつとを手に持って散歩に出かけます。先に広場に着き態勢を整えていたダークの目の前で、私はボールを投げます。するとダークは勢いよくその方向に向かって猛ダッシュをかけます。そして得意顔で口にボールをくわえて、私の元に戻ってきます。そのボールを私の手のひらの上に乗せたら、私はご褒美のおやつを与える事にしています。しかしこれを5〜6回繰り返すと、ダークは飽きてくるのか?寄り道をして、なかなか私の手のひらにボールを持ってきません。それが5の写真です。で、私が帰ろうと立ち上がると、今度はもっと遊んで!と、急いでボールを持って近寄ってきます。まったくもぅ〜です。そこで私も心得たもので、時にはボールを投げる振りをしてフェントを掛けます。するとダークはおたおたし、どこにボールが投げられたのか必死に探します。しかしついにはボールが投げられていないのが解ると、情けないような顔つきになります。私はその様子が面白いので、度々この行為をして楽しんでいます。でも最近はダークもフェントの意味が解ってきたのか、そんな事をしていないでさっさと投げてよ!と、言っているようです。

     

1〜6は林業研究所の中にある梅林です。今年の3月11日に撮ったもので、芝生広場の近くにあります。甘い香りが辺りを漂い、私は鼻を近づけてはその香りを独り楽しんでいます。だってダークにもその香りのおすそ分けをしようと、ダークを抱きあげ鼻先を梅に近づけてみましたが、ダークは嫌がってすぐ私の腕から降りてしまいましたもの。犬の鼻は、人の鼻に比べて数万倍〜1億倍の嗅覚があると言われていますから、多分ダークにしては匂いが強かったのかも?。または、人間にとっての良い香りよりもダークには、動物の本能に必要な臭いの方が大切だったのかもしれませんね。その証拠が5の写真です。4月11日付けの毎日新聞に『“香る”とはよいにおいがする、漂うという意味があり、“におい”には良い時は匂う、悪いときは臭うと表現します。故に花は匂うものでなくはなく、香るものが正しいようです。』と書かれていました。

     

,2は我が家の前の家に咲いている枝垂れ梅です。林業研究所に行った同じ日に撮影しました。私にとって、毎年この梅の木が満開になると、『あ〜っ、やっと春になったのだぁ!』と実感する木でもあります。3は同じく林業研究所内のユキヤナギです。雪をかぶったように咲くのでこう呼ばれていますが、別名“小米花”ともいいます。雪の女王様の様な風情があり、私は好きです。4〜6は毎年慣例になっているダークとの桜見物です。今年は4月3日に行ってきました。場所は我が家から歩いて30分の距離にある“亀が広園”です。ここはかっての初瀬街道沿いに雲出川が流れ、その堤の両側500mにソメイヨシノを中心に、約250本の桜並木が続く桜の名所です。平日でしたが人数もまぁまぁで、散歩には格好の天候と賑わいを見せていました。そんな中ダークは職員に付き添われ、車椅子にて桜見物をしているディーケアの老人に近づき、頭をなでてもらっていました。「癒し犬や」と皆から喜ばれ、ダークもまんざらでもなさそうでした。6の写真の後ろに写っているのがその人達です。

    

4月16日、友と松阪農業公園・ベルファームにチューリップを見に行ってきました。NHKの地方情報番組で、ベルファームのチューリップが見頃だと流れていたからです。この施設は、以前は入園料を取っていましたが現在は無料となり、施設内には洒落たレストランも併設されていて、家族連れや中年の女性に人気のエリアとなっています。敷地面積約1.4haの中に四季を通していろんな花が植えられています。今は20種類のチューリップ、約4000本が見ごろを迎えているそうです。『今年は花弁の形に特徴のある品種を多く選んで植えたそうで、ユリの花のような”プリティーウーマン“や”バレリーナ“、花弁の縁がフリル状になっている”ルーブル“などがあります』と言っていました。見頃は今月末までですが、月末頃に咲き始める花もあるそうです。

    

1,2はルーブル系のチューリップで、3は白のチューリップとネモフィラ、ワスレナグサ、パンジー、ストックなどです。4と5はあまり見かけない花なので図鑑で調べたところ、多分トウダイグサだと思います。全体の姿が明かりをともすのに使った燈台に似ているので、この名が付けられたそうです。日当たりの良い道端や畑、土手などに生える2年草で、茎や葉を切ると白い乳液が出るそうです。ダークとの散歩時に、うまくすると白山町でも遭遇できるかもしれません。これからは辺りをきょろきょろ見廻しながら歩くことにしましょう!

    

このガーデンでは5〜8月にかけて、順次シャクナゲ、バラ、アジサイ、スイレン、ヒマワリ、ユリなどが咲き続け、私たちの目を楽しませてくれるそうです。2はクロユリと見間違えそうな、濃い紫のパンジーです。3は姫リンゴの木です。可憐な薄いピンクの花がいっぱい咲いていて、実を付けたところもぜひ見てみたい!思いました。4は初めて見る花で、ネットや図鑑で調べてみましたが、結局手がかりなしでした。何とも特徴のある花で、機会があったらまた再チャレンジして調べてみます。5は我が家から歩いて10分くらい先の地に建っている顕彰碑です。碑は“聖武天皇和遅野遊狩の地”を記念して、個人の篤志家が自宅の庭に今年の1月に建立したものです。碑文には、ここ和知野(わちの)は国史『続日本書紀』に記された第45代聖武天皇(701〜751年)行幸の地です・に始まり、行幸の様子と聖武天皇の足跡が記されています。この個人は私もよく知っている人ですが、本当に歴史が好きな人で、地域のボランティアガイドも務めている人です。この時期モクレンの花が、碑に花を添えていました。

     

昨年は<“ウソ”という鳥が桜の蕾を啄んだため、花の付きが例年になく悪かった>という、それこそ嘘?のような話が真しやかに囁かれ、本当に白山町近辺では美しい桜を見ることは容易ではありませんでした。ところが今年はどこに行っても美しい桜が眺められます。これだとわざわざ遠くまで桜見物に行く必要はありません。自然豊かな我が白山町には桜がいっぱい咲いているのです。ダークとの散歩道にある林業研究所内にも、今、遅咲きの八重の桜であるカンザン、フクロクジュ、フゲンゾウ、それに珍しい緑の桜である御衣黄(ギョイコウ)などが咲き誇っています。上の写真は津市の長野川堤防沿いに咲いている桜で、我が家から車で10分の距離にあります。NHKの情報番組で紹介されたもので、4月19日に見に行ってきました。ローカルなので人も殆どおらず、きれいな桜を独り占めにしてきました。6は堤防の近くにあった藤棚で、もう〜白藤が満開になっていました。ダーク、来年もまた元気で亀が広の桜見物に行こうね!                                         記・平成26年4月21日  

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