あきんど号

サン・クロレラ
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2009アジアクロスカントリーラリー速報

あきんど号を走らせる会
山本則博・辻本隆志
8月8日(土)レースの為の車検に無事合格しました。今年の車検は例年になく細かくチェックされ、小さな指摘を受けたものの対策済の内容で明日のスタートには問題ありません。本日は、少し予定が変わり、夜7時からドライバーズブリーフィングです。いよいよ明日からラリーが始まります。
9日(日)本日 バンコク、セントラルワールドからラリースタート。いよいよ本格的なラリーのスタートである。一号車、正午スタートで1分おきに順次スタート。130Kmの移動のあと、今年初めてのSS(ぶっ飛ばす区間)である。我々のスタートに合わせるかのように、突然の大雨…また、急な坂でスタックした前の車両に引っ掛かるなどで いいタイムが出せず 明日のスタート順位はあまりよくありません。まだ始まったばかりなので 気を落とさず明日からも頑張って走ります!老体、老車ともにトラブルもなく 元気です。
10日(月)前半50キロ辺りでこのラリーで仲間になったタイチームの車がサイドにはまっていたのでレスキューし、その後、今迄のラリーでは二度目となるバーストをしてしまった。タイヤ交換も済ませ後半は、高速コースを得意とする他のチームと、どちらかというとラフが得意とする我々が何度も絡み合いゴールとなった。車はマフラーの一部を破損、ワイパーには、ジャングル内でつるが巻き付き助手席側が使えなくなり、雨に苦しんだ。総合順位は初日の12位からひとつ上がった。
11日(火)1本目SSは前半スリッピーと言うブリーフィングでの説明であったが、今年は雨が少ない為に路面がカチカチに固まっていてハードなコースだった。後半は比較的順に調走れた。2本目のSSは今年二番目の長さであり、一部ロックもあると聞いていたが、相当な高速系であった。コマ図もよく合い気分は上々であるが、ゴール手前6キロメートルで電気系統の警告表示が出たのでホテルでメンテナンス作業だ。
12日(水)軍事演習の為、SSが一つキャンセルなり、SS6のみとなった。雨が降れば最悪のコースと言われるペッチャブンステージも好天気の為段差の大きなカチカチの轍を高速でぶっ飛ぶレースだった。スタート直後青木拓磨選手の車が止まっていてパスしたが後に直ぐに抜かれてしまった。コイルの車は楽そう。凄いズビードデでゼッケン2にもパスされ、ゼッケン5ラチャンさんにも。しかし、ゴール手前5キロぐらいて2台ともミスコースをしていてその間にフライングフィニッシュ。最高だ!
13日(木)SS7は、40キロメートル弱であるが、今大会最も過酷なコースである様に説明があった。スタート前、重い雲が我々の気持ちまで不安にさせていた。スタート後いきなりぬたぬたの深い轍がつづく路面、雨が降らない事を祈りながら確実に走行。9キロ地点でゼッケン5ラチャンがタイヤをバーストして左のラッツにはまり動けず。11号車は森の中を走りクリアしたが、ラチャンをの横を通り前に引き抜こうとしたが、タイヤが横にずれ車どおし接触、動けなくなり、あきんど号の助手席はベッコリ。トライアングルの助けを借りラチャンを移動出来た。その間に数台パスされてしまった。その後は順調で20キロ地点で味戸選手の車をプチレスキューしゴール。意外と雨も降らなかったため、少し残念。 SS8は70キロメートル弱で特にハプニングはなく、ただ、トリップがスタート直後と中間期と最終が異なりナビは苦しみました。昨日迄の成績総合9位。明日は最終日。
14日(金)SS9は、60Kmでありますが、前半ホール、ラッツ、マッド、アップダウンとフルメニューでありました。ミスをせず車を壊さないように心がけながらかつ責めの走りをしました。しかし、あきんど号は連日のストレスにより、フロントのリーフが限界に来て途中からはなかなかアクセルが踏めず、その上ルートブックの補正値がなかなか一定せず、追っかけナビになり、少し残念な最終SSとなりました。
  チームあきんど号 With サン・クロレラはスポンサー各位の御協力、多くの皆様の応援により、2009アジアクロスカントリーを完走することができました。沢山のご声援メッセージもありがとうございました。ホテルに到着後最高のエネルギーになりました。目標でありました、シングル・総合9位で無事完走することができました。本当にありがとうございました。
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