ホーム 私の考えあれこれ 長浜 特定商品取引表示
農薬について思うこと
農薬についてどのようなイメージをお持ちですか。
農薬は体によくない、安全でないなどのイメージをもたれる方も多いかと思います。
私は「不可欠なもの」という考えが強いです。
どちらかというと農薬を使用することには反対ではありません。
なぜなら農薬は今の農業技術をここまで押し上げたからです。
農家はこれまでの重労働から解放され、今までにない高品質な農産物を栽培することができるようになりました。
それによって収量が安定し、価格も安定し、消費者は季節を問わず収穫物を食べることができるようになりました。今、すべての農産物を無農薬にしたら、価格は跳ね上がり消費者のもとへ安定供給できなくなります。
そう考えるとなくてはならないものなのです。農薬は収穫直前には使用は禁止されています。また、正しく用法を守れば安全です。
 現在、環境問題が大きく取りだたされています。農家もこの動向を無視することはできません。
また、農薬を減らすことで、コストを削減できるメリットもあります。
ですから農薬を減らしてゆく努力はもちろん大切なことだと考えています。しかし私は、商品のクオリティーをさしおいて、有機だの、無農薬だの、いばって言うのは好きではありません。それよりも、まず一番に「おいしい」とお客様に言われることが最も大切なんだと考えます。
これからの農業は、一にも二にも質の高い商品を作り出す技術が求められてくると思います。質を第一に考え、なおかつ農薬を減らした、あるいは使わない農産物を栽培することがこれからの課題だと思っています。