園長のごあいさつ

　「しあわせ一杯おもいやり。いじめはやめておもいやり。お花も虫もお魚も、それからオモチャも人形もやさしく大事にしてあげよう。家中しあわせ、おもいやり。楽しいクラスも、おもいやり。世界の平和も、おもいやり。良い子はみんな、おもいやり。」
―毎日の朝礼のお唱え―
　「ありま幼稚園って、どんな幼稚園？。」と聞かれると、朝礼のお唱えにある「思いやりの心くばりの出来る良い子たちのいる幼稚園です。ありま幼稚園には、『やさしい風』が吹ています。」と、自信をもって答えています。本園の教育目的は、子供たちの個性を「自信」へと高め、「他者を喜ばす」心の芽を育むことにあります。
　長年の実践が生かされた「心の教育」は、必ずご満足戴けるものと信じております。
　是非、お子さまにご入園いただき、その素晴らしさを実感して戴ければと思います。

　有馬幼稚園は、南泉寺というお寺の中にあります。
　本園の建学の精神・理念は、『自然の中に存在する目に見えない不思議な生命の働き』に気付かせ、豊かな感性を養うと共に、保育や諸行事を通じて『いのちイキイキ』・『こころノビノビ』・『からだキビキビ』という、子供たちの内在する力を引き出し、『感謝の心』・『我慢強い心』・『思いやりの心』を培い、『生きる喜び』を育むことを揚げています。
　よって、本園の最終保育目標は、地域の子供たちに、有史以前から神々が宿るとして 礼拝の対象として崇められてきた山・海・川・巨岩・田野の自然環境を認識させ、自分たちの遊びの空間として受容し、楽しみ、親しむと共に、『故郷を愛する心』を育んでいくことにあると確信しています。

有馬幼稚園 理事長　山田耕治