1.     詩の授業

      
      ぶ ら ん こ
                   高 田 敏 子

      ○ける
      ○をきる
      ○のしまをつきぬける
      ぱっとひらける視野!
       生けがきのむこうに
       さっきおこったばかりのママが
       ミシンをふんでいる
       鶏小屋のうしろに
       タンポポが咲いている

      空の手に抱かれるたびに
      少女の眼はステキなものを
      とらえる

      子どもの背たけが
      すくっとのびるのは
      こんなときではないかしら

        
      (1)○に言葉をいれましょう。
         ○・・・
         ○・・・
         ○・・・
         *ぶらんこをこいでいる時の状況をよく思い出そう。
      
      (2)雲、風、光を入れましょう。

      (3)『子どもの背たけがすくっとのびるのは、・・・』
        *視点を変えて、見る。今まで見てきたもの(こと)に新しい発見をした。
         いつもの母に新しい母を見た。
         この時、背たけがすくっとのびる。
     
         


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