「アワウタ」の「ア」にしても「ワ」にしても、多くの意味が込められての言葉です。
天地の「ア」「ワ」の意味もあります。
もっと哲学的な、気体の「ア」や茫洋とした意味、始まりをも意味します。
「ワ」は、固体であったり固まる意味、また終息や収束の意味も込められています。
多くの意味を除外しての、
単純直訳の「天・地」も誤訳ですし、もっとひどいのが、発生時代も下がっての「陰・陽」への直訳は、致命的で売国的な大誤訳です。
何故ならば、「陰・陽」だったら、China思想からの転用になり、我が国独自文明の光輝を、売り渡したことになるからです。
   漢字直訳とは、売国的行為そのものなのです。




『ホツマ辞典』は平成11年に出版してます。 もう15年にもなろうかと、年月もたってきてます。
もうそろそろ、ヲシテ文献の由緒正しき「ヰ・クラ、ム・ワタ」と、後世の外国思想の「五臓六腑」とは全く違う概念であると、
もう、15年にもなんなんとしてますから、幾らなんでもぼちぼちは、一般的にも認識されて良い頃だと思います。


ユーチューブでの解説です。
  「アワの歌」その1
  「アワの歌」その2
  「アワの歌」その3
  「5母音の特に「イ」の概念を詳しく述べます」
    全体の案内です。
 
ヰ・クラ、ム・ワタの意味は、漢字の五臓六腑とは大違いの概念です。 『ホツマ辞典』から、一部掲載します。

「アワウタ」は『ホツマツタヱ』にも、同文内容で記載があります。
つまり、先行文献に記述が為されていた部分であることが解ります。
『ホツマツタヱ』は「キツのナト ホムシ サル アヤ」(一番目のアヤ)に典拠があります。
膨大なヲシテ文献1万行余りの内の、たったの4行が「アワウタ」で有るということです。約、0.036%です。
「アワウタ」だけしか知らなかったら、99.964%が、これからの事だと言えます。ゼロでは無いことがとっても重要です。
特殊ヲシテ文字の使い分けについては、グリグリ「ア」や「ワ」も、中四角「ア」も、標準文字の「ア」や「ワ」も、
使い分け率が低いので、どれを取るべきか難しい所です。そんな時は、標準文字が良いかとも思います。
現代的アレンジの和音階ピアノ曲「アワのウタ」を『ホツマ縄文日本のたから』『ホツマで読むヤマトタケ物語』にCD添付(楽譜付き)してます。
「アワ歌」の歌い方はいろいろ有って良いのですが、和音階などでの明るい調子が、相応しいと思います。
外国から渡来した音楽の「雅楽」以前に存在していた、本来の我が国の楽曲の音調はとっても明るいようであるからですね。
                   ・
外国由来の概念との峻別をつける上でも、「ア・ワ」を「陰陽」に直訳するのは大きな誤訳です。
ヲシテ時代の中期に遡る「ア・ワ」は、「陰陽」には当てはまりません。
「ア(茫洋とした・空気のよう)」や「アメ・ツチ」の「アメ」と、
「ワ(固まる・固体のような)」や「アメ・ツチ)」の「ツチ」と言った意味合いが濃厚です。
後世に、漢字国字化時代以降の「陰陽」に当てはめてOKとするのは、大誤訳です。わが文明の叩き売りになります。  


国語48音図の根拠としての「アワウタ(あわの歌)」の典拠の事
ヲシテ時代での国語の48音図は、「アワウタ(アワの歌)」48音のウタから還元して導き出す事ができます。この事は、とんでもなく重要な原理です。
国語48音韻図の成立の根拠が、縄文時代か弥生初期にはたどれるわけですから。7代のアマカミ(神武以前の天皇陛下)のイサナギさんとイサナミさん
(共に、サ、はヲシテ文献で清音です。「ザ」と訛るのは記紀に阿(おもね)って美しくなくて汚いと思います)の創始に関わる「アワウタ」であるよう
です。  つまり、ヲシテ時代中期には、48音図の成立していたことを確認ができる根拠が、「アワウタ」のヲシテ文献典拠です。ヲシテ文献は、
記紀原書であることから、そういえるわけです。 つまり、記紀の翻訳前の原書の『ミカサフミ』及び『ホツマツタヱ』に出典が認められると言う事が、
第一番に重要なことです。
『古事記』『日本書紀』の原書の「ヲシテ文献」とは、極めて尊いものです。
外国語の漢字が国字化されて、わが大文明が変テコになって来始める前の、尊い源流を知る事の出来るタカラモノです。
だから、特別に大切なのです!!  「記紀の原書」なのだからです。 
   『古事記』は、China思想にまみれて淀(よど)んで霞(かす)んじゃってます! だから、ダメなんです。
アワウタ(アワ歌)は、『ミカサ フミ』の「ミカサフミ キツヨヂのアヤ」(第一番目のアヤ)に出典があります。『ホツマツタヱ』にもあります。
数え年の5歳になったら、その、フユ(旧暦11月)から、正装をして威儀を正して学び始める。のが、ヲシテ時代の中期での習わしでした。
グリーンの上下線で挟んだ所が「アワウタ」です。また、新発見の『ミカサフミ ワカウタのアヤ』にも詳細な説明があります。(ワ105〜127)
写本校異などの詳細は『記紀原書ヲシテ』や、『定本ホツマツタヱ』『新訂ミカサフミ・フトマニ』などを参照願います。

27、和仁估安聡本の解説

    ヲシテ文献(ホツマ)の世界へようこそ _ 池田 満の案内
                                     池田 満  ブログ

26、縄文文字ヲシテ、文字の意味3

25、縄文文字ヲシテ、文字の意味2

24、縄文文字ヲシテ、文字の意味1

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23、ウタ(和歌・やまとうた)−1

22、縄文日本の哲学−3

21、縄文日本の哲学ー2

20、縄文日本の哲学ー1(アワウタ)

19、根拠の有り無し

18、誤訳(漢字直訳のひどさ)一覧

17、いせの会、風景

16、研究のための参考書籍

14、『本日本学』立学の趣旨

15、ヲシテ文献をやさしく-1

13、『本日本学』事始め-3

12、『本日本学』事始め-2

11、『本日本学』事始め-1

9、ヲシテ文献の研究方法-3

10、古代日本の真原理

8、ヲシテ文献の研究方法-2

7、ヲシテ文献の研究方法-1


6、ヲシテ書美術展ー3

5、ヲシテ書美術展−2

3、解説書籍紹介

2、原典紹介

1、概要

≪左から:松本善之助先生、奥様、池田満≫
                      平成13年撮影

        <真実性の根拠>
『古事記』・『日本書紀』との原文での比較対比をおこなった。  この結果、『古事記』・『日本書紀』は『ホツマツタヱ』を原本として編纂されたことが明らかになった。 詳細は『定本ホツマツタヱー日本書紀、古事記との対比ー』(展望社)にて公開した。論考書として、『ホツマツタヱを読み解く−日本の古代文字が語る縄文時代ー』(展望社)が詳しい。この根拠の確認は特段に大切なことなので、是非とも素通りを避けて頂きたい。怪しげなものであるのかどうか、この判断の分水嶺はこの一点にかかっている。

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