紀州備長炭窯元 山田木炭
紀州備長炭の窯は1,000度以上の高温になるため、火に強い赤土と石で作られます。(石の代わりにレンガや瓦を使うこともあります。)
天井は石は使わず土だけでできており、赤土に焼けた赤土を混ぜることと、20cm程の厚みで均等に丸くすることで強度と耐熱性を持ちます。
天井は窯出しの時の熱によって膨張するので、縦にヒビが入ります。
炭焼きで最も重要な「ヒキ」具合はケタイシの奥行きと角度、シキの傾斜、ヒアナの勾配と太さ等の組み合わせによって決まります。
良い炭を焼くためには、適当な「ヒキ」具合になるように、これらを調整することが必要です。
ヒアナ
ホトケイシ
ケタイシ
シキ
カキオトシ
紀州備長炭の炭窯の構造 |
炭窯のできるまで |