Gymnastic formation(組体操)
長かった夏休みも終わり、中原小学校に子どもたちの賑やかな声がもどってきました。やはり、学校は子どもあっての学校だなと思います。
さて、運動会を17日(土)に控え、各学年とも練習に熱が入ってきました。6年生にとっては、小学校生活最後の運動会であり、一番印象に残る行事の一つとなることでしょう。6年生が中心となり、係活動に、演技に、競技に、運動会を大いに盛りあげ、成功させてくれることを願っています。中でも、5、6年生による組体操は、運動会のプログラムでは、一番最後となっているように、いわば運動会のメインともいえるものです。今年の中原小学校の組体操には、5、6年生54名が臨みます。どんなパフォーマンスを見せてくれるか、私だけでなく、保護者・地域の方々も、さぞや楽しみにしていることと思います。
ほとんどの小学校で、高学年は組体操に取り組んでいるようです。そして、その一糸乱れぬ演技や子どもたちの真剣な表情は、見る者すべてに感動を与えてくれます。
では、組体操の何が、そんなに見るものの心を打つのでしょうか。
フリー百科事典「ウイキペディア」で、組体操を調べてみました。
組体操とは?
体操を基礎にして、道具を使用せず、人間の体を用いて行う集団芸術のこと。日本では、学校の運動会や体育祭でしばしば披露されるマスゲームの一種。組み立て体操ともよばれている。
組体操の歴史は?
紀元前2000年の古代エジプト文明の壁画に観察されたり、中国の漢の時代の土偶に見られたりした。
組み体操の規模は?
十人いれば基本的な技を一応披露できるが、通常は最低でも三十人程度の演技者で行われるといわれている。
服装は?
基本的に体操服に裸足である。裸足である理由として、
1 摩擦力が増し、すべりにくい。
2 ピラミッドやタワーを作るときに下段の人の負担が減る。
3 紐がほどけたり、靴が脱げることからくるトラブルをなくせる。
4 ばらばらの靴をはくより統一感がある。
組体操の流れは?
V字バランスやブリッジなどの個人技に始まり、倒立や通称「サボテン」などの二人 組技、扇や波などの小集団技と続き、クライマックスにピラミッドやタワーなどの大 技を用いることが多い。
意義は?
演技の質の美しさも大切であるが、多数の参加者による集団美は観客に深い感動を与える。一人が百歩前進する種目でなく、百人が一歩前進する演技である。参加者の一人や二人に優れた能力を持つ者がいても、それだけで組体操はできない。肉体的にも精神的にも優れた集団を養成する必要があり、とりわけ精神的な成長が不可欠である。組体操には危険を伴うことがあり、開催者は細心の注意を払わなければならない。 |
子どもたちが創り出す調和の取れた集団美、真剣さ、お互いを励ましやりとげようとする仲間意識、etc・・・中原小学校でも、組体操に大きな意義を認め、子どもたちも教師もすばらしい発表にしようとがんばっています。当日は、その演技に込められた意味も考えながらご観覧ください。もちろん、他の演技についても、一生懸命な子どもたちの姿をご期待ください。
以下に各学年の練習の様子を紹介します
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組みたいそう(5、6年)
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ラジオ体操(1、2年)
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南中ソーラン中原バージョン(3、4年)
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全校生徒による練習(開会式、ラジオ体操)
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