2007年 小学館 「THE GOLD」 5月号
 我、食に本気なり 
発酵食品の極み

ねじめ正一さん・文
南 伸坊さん・絵

   
  

…小泉先生から合いの手が入る〜
「ところでねじめさんは、いままででいちばん変わった食べ物というと何ですか」…



「それはねじめさんが食べたなれずしがいけなかったので、
旨いなれずしは ほんとうに旨いですよ。
美味しいものをすぐにでもお送りいたしますよ」



〜こうなったらしかたがない。「わかったよ」と言って
爆弾をさわるように包みをほどくと、おおっっっ!



…それにしても小泉先生が絶賛するだけあって、
なれずしは発酵食品の極みかもしれない。今の世の中
口当たりのいい食べ物ばかりが氾濫している。
安直な旨さ、わかりやすい旨さが幅を利かせる時代なのである。
そんな風潮に逆らうがごとく、なれずしは果敢に我々に戦いを挑んでくる。
戦ってみないと、そのよさがわからないのである。
まさしく、我、食に本気なりである。

(掲載文の一部を掲載させて頂きました)

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