弐陸陸参年葉月
壱日
今日は午前中パイプの片付け、午後からソフトボール、晩はバーベキュー。
ソフトボールの試合は一回戦敗退、その後審判。バーベキューの方はソフトの継続じゃなくて、
別の寄合の懇談会。で、バーベキューだけで終われば良かったんだけど、その後呑み屋にて二次会発生。
で、夜中二時まで呑んでるんだから困ったもんだ。やっぱり次の日は眠たいだろうなぁ。
弐日
今日は一日中パイプの片付け。バラしたパイプの量が多いんだなぁ、これが。
なかなか終わらんのよ。まぁ、まだ使うやつもあるので、その辺は分けて置いておかないといけない。
ま、そろそろ終わりそうだし、ぼちぼちやってくべ。
参日
今日は午前中はパイプの片付けと水田の水の確認。午後は地元の集会場の掃除にその後宴会。
うちの地元、一部地域で、「ジャンボタニシ」(正式名称不明)なるものが大量発生中。
↑こんなやつね。見た目はすごく蝸牛(かたつむり)っぽいんだけど、中身はタニシ。
殻は蝸牛みたいな柔らかいやつなんだけどね。だから、壁とかに投げ付けると、殻が割れて中身が飛び散る。(爆)
一匹の大きさは、大きくなると三寸から四寸ぐらいになるとのこと。海腹川背を思い出すなぁ。
ちなみに、稲を食うので、農家的には害虫である。これがまた、しこたま多いんだ。一匹が卵を産むと、
百匹ぐらい増えるかなぁ? 滅茶苦茶増えるよ。勘弁してくれ。
肆日
今日は一日中、蜜柑の摘果。要は、蜜柑が成り過ぎても小さいのばかりになるので、見た目の悪いのとか
小さいのとかを、まだ小さいうちに間引いてしまおう、というもの。これがまたかなり面倒くさい。
一個一個手でもぎ取っていかなくてはならない上、高い所だと、木に登るか脚立を使わないといけない。
しかも段々畑なので狭いんだ。昼間は暑いし朝夕は蚊が飛び捲るし。しかも、まだまだ続くよ。
伍日
今日も摘果。昨日と同じくひたすら蜜柑をもいでた。
ただ、今日少し吃驚した事、久し振りに玉虫らしきものを見た。かれこれ十三年は見てなかったと思う。
うちの近所からはてっきり居なくなってるものだと思ってたけど……まだ居てたんだな。
もっぺんじっくりと見てみたいものだ。
なんか、台風が近づいてるとのこと。どうなるかね?
陸日
今日は朝からビニルハウスのビニル外し。近く台風が来るとのことで、それなりに慌てて。
しこたま力仕事だから、昼はぐっすりと昼寝。晩になっても速攻でバタンキュ〜。
明日も続くでよ。
漆日
今日も継続してビニル外し。台風、こっちに来そう。まぁ、今日で全部外してしまったから
まぁ良しとしよう。
捌日
台風の来る事が確定。その後襲来。朝のうちはまだ穏やかだったが、昼から風が強くなってきた。
晩になったら雨も強くなり、「えらいこっちゃ。」と取り敢えず横殴りの雨に感心。
丁度、これを書いてる時は暴風雨の真っ只中。夜が明けたら収まってるだろう。
玖日
台風一過。夜中は雨と風が物凄かった。ガタピシ揺れるし、家の裏の川は氾濫して、もうちょっと増えたら
裏の隠居が浸水するぞって所まで水が来た。と言っても、昔はホントに浸水した事があったらしい。
夜中四時ごろに、おそらく警報か何かだと思うけど、野外放送が鳴ってた。……誰も聞いてないって。
しかも雨と風と川の音が酷くて聞こえんっちゅうの。(笑)
……閑話休題(それは兎も角)、朝起きてからはちょっと酷かった。
うちの畑で一部土砂崩れがあって、その下の溝に土砂が填まり込んで流れを遮ってた。
で、朝から……と言っても十時ごろからだけど、溝の泥掻き。しこたま疲れた。麦酒は美味いし昼寝も爆睡。
昼からも少し泥掻きのあと、ビニルハウス用のパイプに防錆塗装。川も明日になったら治まってるだろう。
拾日
今日は朝のうちビニルハウスの金具の片付け。午後からはでぇと。
金具と言っても、結構数があったりする。ビニルを固定しておく「スプリング」と言う金具なのだが、
ジグザグになった金具で、束ねて置いておくのに微妙に苦労する。片方揃えても、もう片方が揃わない。
だもんで、もう揃わないまま束ねるので、ちょっとごわごわする。まぁ、いいんだけど。
午後からのでぇと、と言っても着物選びやら旅行先選びなんかだったので、遊んだと言う感じでもなかった。
まぁ、時期が時期なんで……
拾壱日
今日は一日中、ビニルハウスの新設。竜骨となるアーチの組立てを先ず行うので、ショベルで田圃に穴をあけて
そこにアーチ用の鉄パイプを差し込んでいく。今日はこれで一日潰れた。
そう言えば、田舎でよく使う言葉(方言だな)に、「こっくりかたげる」というのがある。
「思案する」という意味なのだが、直訳的には「首を傾げる」てな感じになるかな。
「こっくり」が首をひねる、「かたげる」というのが「担ぐ」という意味になるので、
「腕を組んで首を傾げて考え込む。」まぁそんな感じにななるのだろう。
拾弐日
今日もハウスの組立て。
昨日の続きでアーチの組立て、その後アーチの天辺を金具で繋いでトンネル状にする。
今日もこれで一日。力仕事ばかりなので、昼寝も出来るし夜もぐっすりだったりする。
てか、横になったら寝てるって。(笑)
拾参日
今日もハウスの組立て、それと水無月の拾陸日の水道管修理のあとの残工事。アスファルトの簡易的なもので、
「レミファルト」というのがあって、それを掘り返した所に盛った。あとはこの上を何度か車が通れば固まるだろう。
ハウスの方は天辺を繋いで、その後水準合わせ。若干勾配を付けた上で高さを一定にしないと、
連棟の場合は谷のところに樋(とい)を付ける事が出来ない。微妙に数粍程度はずれるんだけどね……
拾肆日
今日は午前中に東京行きの準備。午後から移動。一度、葵楢実さんところに寄ってその後夜行バスで東京に。
久し振りに夜行バスに乗ったので、微妙に嬉しかったりする。で、その後予想通りなかなか寝つけないので
次の日は微妙に寝不足。
拾伍日
朝からコミケ。今日から参連戦。夜行バスでの寝不足は残るものの、今回が最終参加という事で
士気を微妙に高めて戦場に(潜嬢という変換が最初に出てきた。なんだ?こりわ……)。
今日の主となる侍魂関連のサークルや友人知人のサークルもあり、ぐるぅっと挨拶回りも。
まぁ、最近ずっと雨であり、今日も土砂降りに近いぐらいだったのでその辺はうんざり。
まさかこれが最後まで響くとは……
拾陸日
コミケ二日目。今日も雨。しかも、前回までは五時ごろ始発だった東京発ビッグサイト行き臨時バスが
今回は六時始発。おそらく昨日もそうだったのだろう。そして、これは明日も続く事になる。
まぁそれは兎も角、今日は六サークルほどしか回らないので、正午頃には一通り終わった。
で、コスプレスペースに顔を出したが、どうも人だらけで撮影出来るような状況じゃなかったので、今日は撤収。
巣鴨の方で侍魂零のロケテをやってるとのことで、当該ゲームセンターに遊びに行く。
一三三〇時頃現地(巣鴨駅前の人参)に到着、その後ひたすら遊ぶ。
釦の配置がアスラに似ていたが、斬紅郎から遊び始めたおいら的に、AB同時押しで強斬というのが
しっくり来ず、微妙に苦戦。そうこうしながらも何とか慣れてきたのでまぁ良しとするかな?
使用したキャラは、ナコルル、リムルル、レラ、幻十郎、狂死郎、ミナ。それぞれの感想。
ナコルル:わりと素早いので、結構使いやすかった。個人的に一番好きなキャラでもあるので主力にしたいなぁ。
カムイムツベの入力がわからなかったのでちと残念。あと、レラ オ チキリはないのだろうか?
あの投げの動きが好きだったんだけどなぁ。シチカプ エトゥは出も早く隙も小さいので使いやすかった。
アンヌムツベはガードされると隙が大きく、若干使いづらいかも。
リムルル:ルプシ クアレ の使い方が微妙に悩んだ。弱と中がニシ、強がトイトイだった。
コンルノンノの当たり判定が思ったよりも広い。結構重宝しそう。
カムイ シトゥキはどうやら前に槍が出る模様。更に相手の飛び道具も撥ね返す。
ルプシ トゥムは確認できず。有るのか無いのか不明。
レラ:えっと、初代のガルフォードみたい。シクルゥに乗らないと技が無いのかな?
シクルゥに乗らない技で確認できたのはジャンプ中↓Cの踵落とし。
(天草ではカムイフム ケスプ、アスラでは空鷲脚という名前。)
当たりように依っては二段ヒットもする。通常技の射程は短いながらも、シクルゥに乗ると
メルシキテ、カントシキテ、イメルシキテもあり、ぴょんぴょん跳びまわれる。
徒、やっぱりシクルゥに乗らないとしんどい。カムイリムセも無いし。
幻十郎:今までの修羅と羅刹を混ぜた感じになってる。三連殺の途中で百鬼殺が入ったのが吃驚。
狂死郎:今回遊んだ中ではオイラの中で最高勝率を叩き出したキャラ。通常技の射程が長い、技後の硬直が短い、
技が多彩で攪乱戦術がどの様にでも組める、そして、新作なので相手も慣れていない、その辺が高勝率の理由。
今のところ主力の座に座っている。
確認できた技は、火炎曲舞、回転曲舞、血煙曲輪、跳尾獅子、大津波、蝦蟇地獄、血肉の舞。
これだけでもえらい事だがダッシュからの中斬が不意打ちのようなのでおそらく中段。
もう一つ、ジャンプが大きく、蒼月の月光を上で躱せるのが大きい。弱月光ならその外から中斬で蒼月を攻撃出来る。
ミナ:レラは紫ナコ(なこりもののレラなのだが……)として、完全な新キャラで使ったのはこれだけ。
ここまで長距離戦に特化してしまうのもすごいと思うが、ある意味待ちキャラだなぁ。技後の隙も思ったより小さいし。
徒、使い慣れるまで結構時間掛かりそう。
とまぁ、こんなわけでボチボチ遊べた。製品版になったらどんな変化があるかな?
拾漆日
昨日の朝バスが信用できず、今日は大井町から臨海副都心線の予定だったが、これまた始発が〇五四五時と、
遅かった為、紆余曲折の末、不本意ながらも田町まで戻り、その東口からタクシー。ビッグサイトまで
片道二千円ほど。徒まぁ難点は、田町駅東口は工事中のためか、タクシーが居なかった。
丁度客を乗せてきたタクシーをとっ捕まえて乗っていった次第。
今日はそんなに雨が降らなかったが、やっぱりじめじめ。一番回るサークルが多い日のはずなのだが、
終わってみると、一二三〇時には諦めた所を除き全部回収。最初に西に行ったのがよかったか。
その後、Lemのちづるさんところで売り子と称して殆ど休憩。ちづるさん、有難う御座いました。m(_ _)m
終わってから東京駅で飯を食い、暫くゲーセンで遊んでから夜行バスに。京都経由で奈良駅行き。
まぁ、相変わらず寝れないのは寝れないのだが、その辺はいい。ツッコミどころは他にもあった。
拾捌日
夜行バスにて東京から京都経由にて奈良駅に。……京都で下りたねーちゃん、リクライニングぐらい直していけよ。
徒でさえくそ狭いのにそのまま放置していくか? それとも教養指数がその程度なのか? まぁいいや。
で、奈良駅で楢実さんと飯を食った後解散。そして電車に乗って和歌山駅まで。友人の七瀬さんと飯食ったり遊んだりして、
その後、夕方帰途に就く。
拾玖日
今日は一日中農薬散布。水稲に散布するので水田に入る。ズボンだけ合羽着用。しこたま暑い。
これから暑い日が続く。もっかい蜜柑の方に農薬散布するかな?と。
終わってみたら汗でボトボト、ジュースも美味いし麦酒も美味い。しこたま呑んだ挙句に爆睡。
健康的なんだかそうじゃないんだか……
弐拾日
今日は一日ビニルハウス組立て。曲管(アーチ)は盆前に組んでしまってるので、それを繋ぐ直管を通していく。
更に、二連棟になってるので、棟と棟の間に谷が出来る。そこの曲管を束ねてやらないとならない。
だもんで先ず曲管を束ねるところから。束ねるにも徒束ねるだけじゃなく、高さと垂直を調節してやらないと
ならないので、一人が調節、一人が束ねるの構図が出来上がる。水平器を使って一本一本調節するので、
しこたま面倒くさい。これの後には直管通しが待ってるぞっと。
弐拾壱日
ビニルハウスの組立て。先日の続きで、直管を通していく。どんな作業かというと、
要は、肋骨に背骨を通す作業、そんな感じかな。アーチが肋骨で直管が背骨。
ただ、この場合の背骨は何本もある。一棟に五本かな?アーチを固定する為のものだからねぇ。
どんな感じになってるかは、六月頃のビニルハウス解体の写真を参照してください。
弐拾弐日
今日もビニルハウス組立て継続。なんせ暑いんだ。直管通しから斜め切妻のアーチ調整。
脚立の上での仕事が多く、しかも下は土なので微妙にぐらぐらする。朝夕の横からの直射日光が結構暑い。
かき氷食ったら頗(すこぶ)る美味い。そういや最近食ってなかったなぁ。
時々無性に麦茶を呑みたくなる。
弐拾参日
今日は蒸し込みのビニルを撤去。撤去の手順は、敷いているビニルを、先ずアーチからぶら下げている
ロープのようなものに吊る、そして太陽熱と風で、ビニルに付着してる水滴などを除去、その後
よじめてロープなどで括る、それを敷いている枚数分行う。
小さいやつは軽くていいのだが、大きくなると重いし泥がすごい。まぁ、小さいといっても
八米×三〇米とかあるのでボチボチな量(かさ)になるのだが。しかも、暑い。
なんせ、土壌に直接被せてるので、土の熱と湿気が物凄いのと、それなりの重さのものを吊ったり引き摺ったりするので
しこたま汗を掻く。吊る為にビニルを捲った時の、あの熱帯雨林のようなむっとした凄まじい熱さの空気が
のぺっと纏わりついてきた時の感覚はなんともはや……
弐拾肆日
今日は午前中に枯木の片付け。といっても切り倒した蜜柑の枯木とか風防に植えてる槙の木の切った枝とかその辺。
ブロッコリの地を作るのに邪魔なので処分をする。量が半端でないので結構しんどかった。
午後は地元の新規就農者団体の交流会。知合いの女の子とかを呼んで、コンパみたいなもんだな。感じ的には。
ソフトバレーボールをしてバーベキューをして。その後は何人かが残って花火にカラオケ。
殆ど面識の無い連中とカラオケに行ってもぼちぼち盛りあ上がる。それなりに往我道やらせてもらいました。
嗚呼神風特別攻撃隊。こんなの軍歌にする旧日本軍の感性が素敵。アカペラで唄えるおいらも如何なものか。
弐拾伍日 及び 弐拾陸日
この二日は一昨日から継続してのビニル外しなのだが、相変わらず泥だらけになるわ熱いわ暑いわ重たいわ……
まぁ泥だらけはいつもの事なんで、そろそろ慣れてきた。暑いのはもう暫く掛かりそうだ……
それと、弐拾伍日朝にはブロッコリの種蒔き。農協の播種機を借りて種蒔き。一二八個用のポッド百枚に播種。
それを、農協の恒温室に一晩置き、翌弐拾陸日の夕方に回収、自宅の苗代用のビニルハウス内に保管。
その後は毎日朝昼晩と、日に三回水をやる。ある程度の大きさになったら田畑に定植。
弐拾漆日
今日は草刈りと畑への肥撒き。草刈りは水田の周囲、肥撒きはブロッコリ定植用の地作り。
肥(堆肥とか肥料ね)は肥たごに入れて肩にかけて手で撒く。重いしそれなりにしんどい。
しかも炎天下。なんっつうか、暑い。
夕方に、今月頭に播種した早生ブロッコリの苗を農協に回収しに行く。積んだ台車ごと回収し、
苗代用ビニルハウスに苗床を保管して、その後台車を農協に返却。
ちなみに、どんな作物でもそうなのだが、早生(わせ)と中生(なかて)と晩生(おくて)がある。
要は、収穫の時期によって分けられるのだが、どれが早くて遅いかは読んで字の如く。
うちらのブロッコリの場合は、霜月師走頃に収穫出来るものが早生、睦月如月頃のが中生、弥生頃のが晩生となる。
さらにちなみに、先日播種したやつは中生である。
弐拾捌日
今日はトラクタにてブロッコリの地作り。山の段々畑、しかも急傾斜地、トラクタが坂から各段に出入りする時に
滅茶苦茶怖い。何故かというと、トラクタが横に傾くから。トラクタ用の道板などで水平に近くなるようにしたりするのだが、
傾斜三〇度近い坂から水平な段に出入りするので、かなり怖い。耕運機とかの手で押すやつは
コケたら放り出せばいいのだが、トラクタとかの、上に乗って操縦するやつは一緒になってコケるので、
下手をすると下敷きになったりする。こういうのをこなす事によって操縦技術が上がっていくのかな、とか思ったり。
弐拾玖日
今日は耕運機にてブロッコリの地作り、その後早生ブロッコリの定植。やっぱり影が無いので暑い。どうにかしてくれ。
ブロッコリの定植、苗床に播種してたやつが発芽して暫く経ったやつを土に植えかえるのだが、
南向きの段々畑、しかもカンカン照り、なんぞやないけど、「降りて来いボケェ!」てなことを叫びたくなる。
すっとこ腹立つよな。
参拾日
今日もブロッコリの定植。昨日に引き続き、炎天下での仕事。朝のうちに晩生のブロッコリの播種。これまた農協で。
早いやつは四ヶ月ほどで収穫出来るけど、遅いやつになると半年ほど経たんと収穫出来んかったりする。
寒い期間を間に挟むからかな?
参拾壱日
今日は朝のうちブロッコリの定植、昼からはでぇと。といっても式やらなんやらの打ち合わせ。
夕方には昨日播種した苗床を回収。今月の後半はしこたま暑かった。天気予報も雨の予報が悉く外れ、ひたすら炎天。
一滴も降らねぇでやんの。