両谷園は那智の滝で有名な那智山の
懐深くに位置する色川という山村に
あります。
耳を澄ませば清流の川の音が聞こえ、周りを見渡せば美しい石垣作りの田畑、茶畑が広がる素敵な山村、色川が両谷園のお茶の故郷です。
一般に薫り高いお茶の産地は昼夜の温度が大きい、谷深く朝夕、霧がかかるところが良いとされています。
色川はまさにこの条件にピッタリです。
色川の紹介
色川は、Iターンのメッカとしてちょっと有名です。
30年ほど前に数組の家族が本質的な豊かな暮らしを探し求め、この色川に入植したのがきっかけに、地元の人と新規入植者のドラマがはじまり、今では色川の人口の1/3が新規入植者という村です。
30年前、その家族達を受け入れた地元の人々の中に、この両谷園を創設した榎本静夫氏も深く携わっています。
両谷園の歴史
1983年、色川在住の榎本静夫氏が「安心してのめるお茶をつくりたい」との思いで、無農薬の茶の栽培、自園自製のお茶工場を創設。
榎本氏に賛同して茶の生産に数組の新規入植者が加わる。
2007年から榎本氏から移住者 外山哲也が代表を受け継ぐ。、2021年からは同じく移住者 岡 洋祐が新代表に。現在5組の茶葉生産者で創設当時の想いを大切に、茶の栽培、生産に力を注いでいる。