(別紙 1)
平成15年2月19日
豊かな自然の三重に自然誌博物館を!!
三重県における自然系博物館整備を求める請願書
紹介議員
請願代表者:自然系博物館をつくる会
会 長:中 村 幸 昭
住 所:〒514-8507津市上浜町1515三重大学
生物資源学部森林保全生態学研究室内
三重県議会議長 西尾 文治 様
三重県の自然は豊かだといわれています。私たちは、プロあるいはアマチュアの立場から、
その自然の実体を解明すべく日々活動しております。どこに、どんな生きものがいて、どのような生活をしているかの情報なくしては、三重県の多様な生物相や生態系の保全について、有効な対策をたて得ないと考えるからです。また、この種の情報や証拠標本は、集約・保管して総合的に判断することが求められますが、県内においてこの役割を担うことのできる機関は、三重県立博物館以外にありません。
しかし、1953年開館の古い歴史を持つ同館ですが、昨今では、その老朽化において全国に名をはせており、暴風雨時には雨漏りさえすると聞いております。また、手狭なために資料を収蔵しきれず、一部を外部に委託して保管しているとも聞いております。さらに、資料の収集・整理や教育・研究を担う自然系学芸職員の未配置は、博物館として致命的な欠陥であり、県内の動植物、化石標本などの自然誌資料も安心して寄贈することのできない状況となっております。最近では、県立の斎宮歴史博物館や美術館が整備されたこともあり、その存在さえ県民に忘れられようとしており、とても県民ニーズに対応できる状況にはありません。
そこで、以下のことを請願いたします。
請 願 事 項
●平成11年度に「新しい博物館を考える懇話会」より提言されている趣旨を生かし、
当面、建設までの措置として、こどもの城等の一部を博物館活動の拠点としたい。
●上記の整備を効果的にすすめ、また、県民の多様なニーズに対応するため、
自然系学芸職員(動物、植物、昆虫、地学などの各分野に必要な人員)を拠点の
施設に配置すること。 |
(別紙 2)
平成15年2月25日
豊かな自然の三重に自然誌博物館を!!
三重県における自然系博物館整備を求める要望書
三重県教育委員会教育長
土 橋 伸 好 様
自然系博物館をつくる会 他 63団体
三重県の自然は豊かだといわれています。私たちは、プロあるいはアマチュアの立場から、その自然の実体を解明すべく日々活動しております。どこに、どんな生きものがいて、どのような生活をしているかの情報なくしては、三重県の多様な生物相や生態系の保全について、有効な対策をたて得ないと考えるからです。また、この種の情報や証拠標本は、集約・保管して総合的に判断することが求められますが、県内においてこの役割を担うことのできる機関は、三重県立博物館以外にありません。
しかし、1953年開館の古い歴史を持つ同館ですが、昨今では、その老朽化において全国に名をはせており、暴風雨時には雨漏りさえすると聞いております。また、手狭なために資料を収蔵しきれず、一部を外部に委託して保管しているとも聞いております。さらに、資料の収集・整理や教育・研究を担う自然系学芸職員の未配置は、博物館として致命的な欠陥であり、県内の動植物、化石標本などの自然誌資料も安心して寄贈することのできない状況となっております。最近では、県立の斎宮歴史博物館や美術館が整備されたこともあり、その存在さえ県民に忘れられようとしており、とても県民ニーズに対応できる状況にはありません。
そこで、三重県に対して以下のことを要望いたします。
要 望 事 項
●平成11年度に「新しい博物館を考える懇話会」より提言されている趣旨を生かし、
当面、建設までの措置として、遊休施設等を自然系博物館活動の拠点として整備する。
●上記の整備を効果的にすすめ、また、県民の多様なニーズに対応するため、自然系学芸
職員(動物、植物、昆虫、地学などの各分野に必要な人員)を上記拠点の施設に配置する。
(別紙 3)
平成15年2月24日
豊かな自然の三重に自然誌博物館を!!
三重県における自然系博物館整備を求める要望書
三重県知事
北 川 正 恭 様
自然系博物館をつくる会 他 63団体
三重県の自然は豊かだといわれています。私たちは、プロあるいはアマチュアの立場から、その自然の実体を解明すべく日々活動しております。どこに、どんな生きものがいて、どのような生活をしているかの情報なくしては、三重県の多様な生物相や生態系の保全について、有効な対策をたて得ないと考えるからです。また、この種の情報や証拠標本は、集約・保管して総合的に判断することが求められますが、県内においてこの役割を担うことのできる機関は、三重県立博物館以外にありません。
しかし、1953年開館の古い歴史を持つ同館ですが、昨今では、その老朽化において全国に名をはせており、暴風雨時には雨漏りさえすると聞いております。また、手狭なために資料を収蔵しきれず、一部を外部に委託して保管しているとも聞いております。さらに、資料の収集・整理や教育・研究を担う自然系学芸職員の未配置は、博物館として致命的な欠陥であり、県内の動植物、化石標本などの自然誌資料も安心して寄贈することのできない状況となっております。最近では、県立の斎宮歴史博物館や美術館が整備されたこともあり、その存在さえ県民に忘れられようとしており、とても県民ニーズに対応できる状況にはありません。
そこで、三重県に対して以下のことを要望いたします。
要 望 事 項
●平成11年度に「新しい博物館を考える懇話会」より提言されている趣旨を生かし、
当面、建設までの措置として、遊休施設等を自然系博物館活動の拠点として整備する。
●上記の整備を効果的にすすめ、また、県民の多様なニーズに対応するため、
自然系学芸職員(動物、植物、昆虫、地学などの各分野に必要な人員)を上記拠点の
施設に配置する。