イベント情報 お知らせ

当会の開催するイベントや関連団体のイベントなど幅広く紹介します。
情報がありましたら、当会事務局まで。



出てこい!! トノサマガエル・イモリ・イシガメ

 トノサマガエルやアカハライモリ,ニホンイシガメなどは水辺の代表的な生きもので,誰もが知っている種類です.
ところが,昨年(2012年)に発表された国のレッドデータリストでこれらの動物が絶滅危惧種として掲載されました.
2000年にメダカが絶滅危惧種として発表されたときのような騒動にはさすがになりませんが,
カエルの代表種トノサマガエルまでが絶滅のおそれがあるというのですから,驚きです.

 三重県の2005年レッドリストではこれら3種は掲載されていませんが,現在,見直しの作業を行っており,
国のリストに入っているわけですから,まったく無視するわけにもいきません.
 こられの動物についての情報収集は三重自然誌の会が委託を受けて取り組んでおり,
会員の皆様からの情報提供もぜひお願いしたいと思います.


 これら3種をみかけたら写真におさめて,記録票にてお知らせ下さい.
郵送の場合は写真と日時・場所(できるだけ詳しく)を明記して事務局までお送り願います.
ご協力をお願いいたします.



     報告先:三重自然誌の会事務局
    e-mail:mie-shizenshi@zb.ztv.ne.jp

※便利ツールの紹介(すでに自然誌だよりで紹介されました)

 *
メッシュコードを検索するには、GIS地理的コードの表示:Geocode Viewerが便利です。
   ・下記リンクをクリックして、Geocode Viewerを開きます。
   ・マップ下の測地系で「(旧)日本測地系」を選択
    (RDBでは、旧環境庁発行の「都道府県別メッシュマップ(日本測地系)」を使用します。
   ・マップ右側の表示コードをプルダウンして「地域メッシュコード」を選択
   ・地図上で検索したいポイントをクリックして「+」マークをプロット
   ・右側の「3次メッシュコード」にメッシュコードが表示されます。

    http://www.geosense.co.jp/map/tool/geoconverter.php


 標高がわかるWEB地図
    http://saigai.gsi.go.jp/2012demwork/checkheight/index.html




☆『鈴鹿郡における動物等の昔の呼び名』(鈴鹿の国方言研究会)
                           発刊のお知らせ☆


    当会の会員でもある桜井氏が調査編集された書籍です。
   身近なところで生息する、なじみのある両生・は虫類や哺乳類について、
   地元(鈴鹿郡)で使われている呼び名や生態を写真を添えて紹介されています。

    鈴鹿郡以外の方でもそういえばこんな呼び名があったなぁ!
   と懐かしく思えるものもあると思います。

   詳細は鈴鹿の国方言研究会へどうぞ!!

            

☆写真集『松阪に咲く野の花・山の花』のご紹介!
  松阪野生植物愛好会編集・発行 2008年2月1日 
  松阪野生植物愛好会代表の山路さんをはじめ、
  自然誌の会の植物研究者が中心となって作成した植物の写真集です。
  松阪に生息している野生種子植物のうち250種の写真を掲載し、
  それらの簡単な説明がついています。
  広くなった松阪市の豊かな自然の一場面である本書から、
  郷土愛や自然環境保全の心を共有し深め合いたいと言う
  思いの詰まった写真集です。
  詳細についてはこちら → 詳細
  入手希望の方は本会事務局にお申し込みいただければ、
  代金振り込み用紙(1冊800円+送料)を同封してお送りします。
  メールの場合は、販売書籍のページの
『ご注文』からどうぞ。

上左  : ニホンイシガメ
上右  : クサガメ
 左   : ミシシッピアカミミガメ 

☆淡水性カメ類の情報提供のお願い☆   2010.1.28掲載

   自然誌だより 82号に掲載されました『淡水性カメの情報提供』について、是非ご協力お願いします。

日本には在来の淡水性カメ類が2科5種2亜種分布し(疋田,2002)
三重県にはニホンイシガメ(以下,イシガメ)Mauremys japonica,クサガメChinemys reevesii
およびスッポンPelodiscus sinensisの3種が生息しています(三重県,1980)
しかし,地域的な生息状況の知見は少なく,日本固有種であるイシガメの三重県内での詳細な生息状況について
まとめられた知見はありません.また,外来種による在来の淡水性カメ類の生息環境悪化が懸念されながらも,
ミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegansなどの外来種の移入状況についても,
三重県内ではまとめられた知見はありません.一昔前には,イシガメはどこにでも当たり前にいたようですが,
河川改修や外来種などの影響により生息環境が悪化し,個体数の減少が叫ばれています.
とはいえ現状では情報不足と言わざるを得ません.
 そこで,私は2008年より三重県内での川や池に生息する淡水性カメ類の生息状況調査に着手し,
県内の淡水性カメ類の詳細な生息状況の把握に努めているところです.

より詳細で広範囲の淡水性カメ類の情報を得るため,皆様に是非とも淡水性カメ類の情報をお寄せいただきたいと思い,
自然誌だよりのお力を借りて,お願いする次第です.カメが泳いでいた・日光浴をしていた,のそのそ歩いているところを発見した,
死体を発見したなど,カメに関する情報ならば,三重県内外何でも結構です.
情報がございましたら,次頁の用紙にご記入いただき,問い合わせ先まで送っていただければ幸いです.
また,発見した際には,できれば写真を撮影していただけると同定が確実にできて助かります.
何卒,ご協力の程,宜しくお願いします.




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