UKモーターサイクル博覧会

今回も仕事でUK(イギリス)に行った時、休日の2005年6月19日に「モーターサイクル博覧会」を観てきました。

こういう催しがあるとは知らないで、Southamptonという街の「Beaulieu 国立自動車博物館」に向かったのですが、
道中、やけにオートバイが多い。それもみんながその博物館のほうへ曲がって行くのです。
「えらい人気のあるスポットなんやなー」と思いながら車を走らせていると、「博覧会はこちらへ」の立て看板が。
「なんかのイベントやってる!」と気付いてからはもう、うきうきです。
警官の交通整理に従って駐車場に車を停め、人波に従って行くと、会場入り口前で長蛇の列。
当たり前だけど、みーんな外国人。「いや、俺が外国人やな。」とか考えたりして。
「さて?入場券とか要るんやろな」と思い、前に並んでいた初老のカップルに尋ねてみると、
女性の方が「入る前に買えるはずよ。私たちもまだ持ってないけどね。」と教えてくれました。
間も無くして入場券売り場へ誘導され(ただみんなに付いて行っただけですが)、チケットを買えました。
ラッキーなことに、この博物館の入場料は通常£20(ポンド)なのに、この日は£11で入場出来ました。
£1を\200で計算すると、\2200くらいですね。

「中央エリア」の拡大画像がご覧になれます 最初に目に入ったのは、舗装された広場(通常は駐車場)に次々とオートバイが現れ、デモランをする様子でした。
ハーレーやら、モタード、トライクなども出ており、聞くところによると、いろんなクラブが順番に出走しているとか。
中にはヨーロッパ本土やアメリカから海を渡って来ているクラブもあるそうです。
「なんかただごとでは無いイベントみたいやな」と感じました。

「ZOOMER」の拡大画像がご覧になれます ひとまずは、常設の博物館に入ってみると、Honda ZOOMERをベースにした変わったバイクがありました。
映画の中で活躍したクルマ達もあり、この画像はサンダーバード。後にはMr.ビーン。
他には「デロリアン」やチャプリンの映画のクルマもありました。
「サンダーバード」の拡大画像がご覧になれます

「racing machine」の拡大画像がご覧になれます アラン・プロストが駆ったマクラーレン・ホンダF1とRGB500。





「最高速」の拡大画像がご覧になれます 「プロペラ自動車」の拡大画像がご覧になれます

日本ではお目にかかれない、最高速チャレンジのクルマや、自動車黎明期の、プロペラで走る変な車。
2階に上がると、なんとCB750K0(ゼロ)が!確かに砂型のクランクケースでしたよ。
「最高速」の拡大画像がご覧になれます







「HORNET?」の拡大画像がご覧になれます 「CBX100」の拡大画像がご覧になれます 博物館を出て博覧会に戻ると、広い公園の中に各クラブのテントがたくさんありました。
一見するとHondaの1960年代のカフェレーサーばかりで、 「みんな、もてぎのコレクションホールから持ってきたんとちゃうか?」 と思ってよく見るとなんか違和感が。 「レプリカというより、ニセモノ?」平たく言うと改造車です。
「RC116?いや、エンジンがホーネット250だあ」 CBX1000なんて思わず、「なんてもったいないことを!」と言ってしまいそうです。

「Veloette」の拡大画像がご覧になれます 「Veloette」という旧車のクラブです。私はこのオートバイを見たことも聞いたこともなかったです。
全部で50台以上いまして、調子よく走っていました。日本で乗っている人はいるのでしょうか。




「Honda」の拡大画像がご覧になれます 「YAMAHA」の拡大画像がご覧になれます オートバイ・メーカーのブースがまずは目に入りましたが、この他にも100店以上の出店がありました。

オートバイ本体、部品、用品、ウエアや工具、などなど。
その中でいくつか目に留まったオートバイを載せます。みーんな、大胆〜。


「GOLD WING SIDE CAR」の拡大画像がご覧になれます 「スイング機構付きのトライク」の拡大画像がご覧になれます 「ワーゲン付きの?トライク」の拡大画像がご覧になれます 「VOXAN」の拡大画像がご覧になれます 「TRIUMPH ROCKET3」の拡大画像がご覧になれます 「ダートトラッカー」の拡大画像がご覧になれます







「LADIES」の拡大画像がご覧になれます さて、ここまで見てくださった方々にちょっとサービス。
私が勇気を振り絞って(?)、「写真撮らせてくれない?」と頼んだら笑顔をくれたお二人です。
隣のバイクは何だかよくわかりませんでした。排気量が113ccというのだけ覚えています。





いつもは一日に何回もにわか雨が降るイングランドですが、この日は晴れっぱなしで気温は32℃。
オートバイ好きの私にとっては、たまらなく幸運な日を過ごすことが出来ました。
とにかくこの規模の大きさには脱帽、でした。

TOPへ