プロポリスはミツバチが植物の花粉や樹木の樹皮などから採取した物質とミツバチの分泌物を混ぜ合わせたもので、東欧諸国では古くから抗菌、消炎・鎮痛作用などに優れた天然の抗生物質として民間伝承的に用いられてきました。
形状は暗褐色のワックス状で、ブラジルが主な生産地です。現在、日本で流通しているプロポリス製品はアルコールによる抽出法が大半を占めています。

プロポリスの主な有効成分はフラボノイドで、これまでに以下のような有用性が報告されています。
 1)抗炎症・鎮痛作用、2)抗真菌作用、3)抗腫瘍作用、4)抗ウィルス作用、5)抗酸化作用、6)肝保護作用、7)抗糖尿病作用、8)抵放射線防御作用、9)抗喘息作用、7)毛細血管強化作用--など。

プロポリスが日本に登場するきっかけとなったのは1985年に名古屋で開催された国際養蜂会議・アピモンデアといわれています。アピモンデアは養蜂産物の有用性についての情報交流の場として設けられたもので、第1回目は1897年のブリュッセルで開催され、100余年の歴史があります。

プロポリスの有用性については、1991年9月に開催された「第50回日本癌学会総会」で松野哲也氏(国立予防衛生研)がプロポリスからクロレダン系ジテルペンなど3つの抗がん物質を発見したと発表し、このことがきっかけになり日本にプロポリスブームが到来しました。その後も、(株)林原がプロポリスのエタノール抽出物からマクロファージ活性・抗菌性などの顕著な効果を発見するなど、日本での研究が盛んに行われるようになり、現在までにおよそ300社が健康食品を上市、年々市場は拡大の一途を辿っています。

プロポリスの話


ローヤルゼリーの話
女王蜂には働き蜂の約40倍の寿命があり、毎日3000個もの卵を産み続けます。その驚異的な生命力を持つ女王蜂の唯一の食べ物がローヤルゼリーです。ローヤルゼリーは羽化後3〜15日前後の若い働き蜂から分泌される白色の物質です。かすかな芳香と甘酸っぱい味が特徴で、何万匹というミツバチ王国の中で女王蜂だけが食べることができる特別な栄養源なのです。

 ローヤルゼリーには17種類ものアミノ酸やハチミツの数十倍も含まれているビタミンB群や、ミネラルなどの栄養素がギッシリ詰まっています。更に、この地球上でローヤルゼリーにしか含まれない成分「ハイドロキシデセン酸」には、細胞を活性化し、抗ガン作用があるといわれています。

 最近ではローヤルゼリーの農薬汚染を心配する方もいるようです。しかし、ミツバチはわずかな農薬でもすぐに死んでしまうため、農薬が散布された花には絶対に近づきません。ローヤルゼリーは病人の保険食品として使われるほど、無農薬で安心な高栄養食品といわれているのです。

肉じゃが
材料(4人分)
 牛コマ切れ250g・じゃがいも600g・たまねぎ大1個・グリンピース大さじ2・サラダ油大さじ2・ダシ汁2カップ・ハチミツ大さじ2・醤油大さじ5

@じゃがいもの皮をむき4つ切りにして水にさらす。 たまねぎは薄切りにする。
A鍋にサラダ油を熱して、たまねぎ、牛肉、ジャガイモの順でいためる。
Bダシ汁を加えて沸騰したら中火にし、アクをとる。
Cハチミツを入れて5〜6分煮立たせ、甘味をまず十分に含ませる。
D醤油を入れて落し蓋をし、煮汁が1/3くらいになるまで気長に煮て、グリーンピースを散らせば出来あがり。
  
 ハチミツレシピ!

肉じゃが

ハチミツの料理利用の基本!
ハチミツ小さじ1杯は砂糖大さじ1杯の甘さです。砂糖の3倍の甘さと覚えましょう。
●ハチミツはお料理にテリとうまみをつけます。みりんの代わりにお使い頂けます。
●ハチミツはお肉や魚、野菜の臭みを押さえます
●古くなったり、結晶したハチミツは煮物に使いましょう。
●ケーキ作りなどにハチミツを使うと日持ちが良く、いつまでもしっとりとします。