米ぬかまき 2010.7.6

 梅雨のさなか、各地では集中豪雨で甚大な被害がでているところもあります。
大きな自然の力の前では、私たち人間には為す術もありません。

でも、この雨こそが農作物や人間をはじめとした生きものにとって、恵みの水をもたらしてくれるのです。
自然の前にあって、謙虚でなければなりませんね。

この日の不耕起の田んぼは、「ウソッ!」と、言うくらいたくさんのトンボが一斉に田んぼを飛び立ちました。
それを知ってか?たくさんのツバメたちが葉先スレスレを旋回していました。

  
(左)旋回するツバメたち        (右)飛び立つ寸前のトンボたち

さて、幼穂形成期(ようすいけいせいき)には少し早いのですが、肥料成分がゆっくりと効いてくれる米ぬかをまきました。
普通の米ぬかでは、粉のように細かすぎてうまく散布できませんので、ペレット状に加工したものを使います。

  
ペレット状になった米ぬか                       

  

スーパーの袋で何回も田んぼを往復して、米ぬかを一面にまいてくれました。
いよいよ夏休みに入ると、稲の花が咲きます。みんな、ぜひ観察にきてくださいね。


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