草取り2013.6.28
毎年この時期から草との”暑い戦い”が始まります。今年は某農業試験場で考案された秘密兵器を試してみます。
いわゆる手作りの除草機「チェーン除草機」です。何本ものチェーンを古いアルミサッシの枠にぶら下げて、田植えの済んだ田んぼに引きずりまわします。
ちなみに、本物はちゃんとしたアルミの棒などでやるんですが、たまたま家にあった廃材を利用して作りました。結構イケてます。(笑)
苗が活着した1〜2週間くらい(草の芽が出だした頃)がまず一回目の目安です。
苗の上もおかまいなしに、ただただ引きずり回します。(苗代でかなりローラーで鍛えられているためか?苗は再起します)すると芽を出したばかりのい草などが次々と水面に浮かんできます。う〜ん、これはイケルかも?
廃材利用していますので、材料費はチェーンのみ(約2,800円也)
これを週一回程度やったところ、かなりの除草効果がありました。
六月末の子どもたちの草取りには、例年より草が少なく物足りなく思えるほどでした。(ちょっと言い過ぎ?)
子どもたちは、昔ながらの”手押し除草機”で田んぼの中を元気に走り回ってくれました。
田んぼの生きもの探しも一生懸命です。
米ぬかまき 2013.7.17
今日は、田んぼの畦草についてお話ししました。@畦草の伸び放題の畦。A除草剤で枯らせた茶色い畦。B草刈り機で刈り取ったばかりの畦。
子どもたちは、みんなが口を揃えてBの田んぼが良いといいますが、現実は農業の従事者が不足していることで、@やAの田んぼがその多くを占めています。兼業の農家が多かった20年ほど前までは、どこの田んぼもBのとおりで地域の田園風景はきれいに保たれていました。でも、後継者の不足で離農される方が多く、少数の専業農家に集約されてきたため、草刈りが追いつかなくなってきたのです。
田園風景は年を追う毎に様変わりしてきました。これからの日本の農業を担う若者たちが育ってくれることを願います。
稲の葉色を見て、必要なところに米ぬかをまきます。
稲の花はもうすぐ。夏休みの観察が楽しみです。