語り部さんと歩こう

一志町歴史語り部の会

コース7 北畠氏城館跡と伊勢商人近藤半兵衛ゆかりの地を訪ねる




【みどころ】 北畠氏城館跡を訪ねた後、伊勢商人近藤半兵衛の寄進物を 正蓮寺で見る。

【コース】八太橋…初瀬街道(八太宿の土塀のある家)…片野神社… 正蓮寺…宮古市彦兵衛法難碑…忘れ井・・・伊勢中川駅

  古い土塀のある家(現在)
文化5年(1808)12月26日、八太宿大庄屋・田上家へ伊能忠敬が泊まりました。 田上八太夫は、承応2年(1658)山中兵助為綱とともに高野井を築き、高野村外八ケ 村に雲出川の水を灌漑し、旱害の憂いをたった事蹟が今に伝わっています。
  片野神社
片野物部氏の創立でその氏神であったと伝えられています。神社内に伊勢 国司北畠教具(とものり)の母の館がありました。またこの地が北畠家代々の別荘 地であったことは明らかで、境内の周囲に堀の跡があるなど城郭に似た感じがします。
  正蓮寺 釈迦涅槃絵図
近藤半兵衛はこの釈迦涅槃絵図や一光三尊仏立像、梵鐘などを正蓮寺に寄進しました。 半兵衛は、江戸時代末期に活躍した商人で、片野の茶、一志の米、織物などを積んで、 雲出川より海路を江戸向け交易したといわれています。

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